暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
第2章 仮面ライダークロニクル
第11話 新たなゲームの幕開け
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亜里沙が眼魔の世界へ行った同じ日に幻夢コーポレーションから仮面ライダークロニクルの発売が発表され、ついに発売当日を迎えた。
発売日前日には幻夢コーポレーションの社員の1人が仮面ライダークロニクルのガシャットを起動し、ライドプレイヤーに変身するシーンが全国に発表され、発売日前日まで、仮面ライダークロニクルを求める人は待ちきれないでいた。
発売日当日、全国各地で仮面ライダークロニクルを買い求める人々でゲームショップなどは混雑し、入場制限をかける店まで出た。
そして、秋葉原駅付近にある喫茶店ではユグドラシル・コーポレーションの呉島貴虎がパソコンで仮面ライダークロニクルの売れ行きをチェックし、偶然にも同じ喫茶店で遭遇した悠斗や亜里沙もパソコンの中を見て、売れ行きをチェックしていた。
グラフを見ると、幻夢コーポレーションの株価が急上昇し、仮面ライダークロニクルは発売開始直後から爆発的な売り上げを見せていた。
悠斗「すごいな」
貴虎「どうやら、奴らの噂は一般人にも広まっているようだな」
亜里沙「そりゃそうだよ。だって、私がネットでショッカーPXのことをみんなに広めたんだから」
亜里沙がスマートフォンを取り出しながらそう言うと、そこにはある掲示板のサイトにつながっていた。その内容を見ると『各地で暴れている怪物を倒せるよ』というのを亜里沙が書き込み、ほかのユーザーから『それいいな!!』や『絶対に仮面ライダークロニクルを買う!!』などといったコメントが相次ぎ、仮面ライダークロニクルの購入に前向きなユーザーが9割近くを占めていた。
悠斗「だが、これを見る限りだが、亜里沙が広める前から奴らのことを知っている人もいるみたいだな」
貴虎「今は見守るとしよう。俺たちライダー変身者の役目はライドプレイヤーの援護および違反行為がないかのチェックすることだ」
その後も貴虎は悠斗や亜里沙と一緒に仮面ライダークロニクルの売り上げや幻夢コーポレーションの加物価の推移を見守っていた。
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一方、御茶ノ水駅周辺では全身黒タイツのショッカーPXの戦闘員10人が音ノ木坂学院の制服を着た1人の女子生徒を誘拐しようとしていた。
戦闘員A「早くこの女を誘拐するぞ!!」
戦闘員B「イーッ!!」
戦闘員C「誘拐して俺たちの手駒にしようぜ!!」
女子生徒A「嫌!! 離して!!」
戦闘員A「おとなしくしろ!! その方が身のためだ!!」
女子生徒A「やだ!! 誰か助けて!!」
10人の戦闘員たちに誘拐されそうになる女子生徒。その時・・・・・・
???「待ちなさい!!」
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