暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Fそうだ、合宿へ行こう〜Walhalla〜
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さん達や“スキュラ”のみなさんのおかげで完成した露天風呂に、私たち女性のみが堪能中。ちなみにルシルさんとフォルセティは後で入ります。

「みなさん、今回は本当にありがとうございました」

「おかげで露天風呂施設やアスレチック、一気に充実できたよ♪」

「私からもお礼を。本当にありがとう。アルファ達も、ありがとう」

ルーテシア、リヴィア、そしてメガーヌさんが礼を述べました。本当に驚く速さで完成しましたね。製作に携わったなのはさん達が「どういたしまして♪」と返し、アルファ達は「命令だから仕方なくよ」と言って肩まで浸かりました。何気に楽しんでいましたよね。

「えー、コホン。ヴィヴィオ、コロナ、リオ、フォルセティ、んでイクス。第1回カルナージ合宿はどうだった?」

ノーヴェの問いに私たちは迷うことなく「楽しかった!」と答えました。私はどれも初体験が多く、綺麗な川で泳ぐなんてそれこそ堪能しました。だからこそ「私は、これからも多くの初体験を続けていきたいです。早く学院に通ってみたいです」と感慨深くなる。

「うんっ。すっごく楽しいよ♪」

「勉強は大変だけどね〜」

リオががっくり肩を落としたところでアイリが「ところで宿題の進捗はどう?」と尋ねました。夏休みが終わるまでまだ2週間ほどあるようですので、まだ残っていそうなものですが・・・。

「僕はもう終わらせたよ」

「わたしは7割くらいかな〜」

「私もヴィヴィオと同じくらい」

「・・・半分ちょっと。ちょっと遊び過ぎてた所為かも・・・」

ヴィヴィオ達の進捗情報に再び肩を落とすリオは勉強が苦手、というわけでもありませんが、遅れているようです。言っている通り少し勉強に時間を割かなかったからでしょうね。

「イクスはどう? フォルセティ達からいろいろと見聞きしているそうだけど」

「あ、はい。その、これまで必要のなかったものでしたので、少し苦労していますが・・・」

冥府の炎王としての私は機能でしたから、勉学など読み書きが出来さえすれば問題なかった。魔法にしても、マリアージュのコア生成は一種のスキルでしたし、私は本当に何もなかった。

「そっか〜。・・・よし。じゃ、イクスに補習をプレゼントしよう」

まさかの提案に私が「はい?」と小首を傾げていると、アイリはモニターを展開して「もしもーし」と言うと、通信相手から『入浴中にどうした?』そう応答がありました。その声は紛れもなく「ルシル君!?」の声だったので、そう発したはやてさんをはじめに、私とアイリ、それにアインスさん以外のみなさんが一斉に鼻の下まで湯船に浸かりました。

「大丈夫だよ。サウンドオンリーだから、ルシルにはこっちの様子は見えてないから♪ ルシル、相談があるんだけど・・・」


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