暁 〜小説投稿サイト〜
世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
リトルガーデン ー終極ー
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族にも迫る大きな体躯
 駆動性が高そうな剛腕を組み込んだ巨大な物体が突如、出現する。

 見れば能力によって生み出された鋼鉄のロボットを操る頭髪が3の男が意気揚々と此方に向かってきていた。

 空気を読んでほしい、それがルフィ達の総意であった。
 皆が無事生還し、喜んでいる最中だというのに少しばかりは空気を読んで欲しかった。

「えェ、このタイミングで出て来るのかよ……」
「本当、空気を読んでほしいわね」
「クェー(無いわー)」
「皆、気を付けて!彼がMr.3よ!」

 ナミたちからの罵倒の嵐
 カルーに至っては羽を口の近くで器用に左右へと振り、この場にお呼びでないという意思が全開である。

 アキトは自身の予想が正しかったことを確信する。
 やはりあの男はB・W(バロックワークス)の追っ手の1人であったようだ。

「貴様、先程はよくも私の顔を蹴ってくれたな!!」

 アキトの存在に気付いたMr.3が怒りを露わにする。
 彼の顔には見事にアキトの放った蹴りの跡が痛ましく残っていた。
 奴は怒り心頭の様子で此方を睨み付けている。

 このアキト()、敵には容赦を与えない主義であった。
 怒り心頭の所申し訳ないが、奴の相手はアキトではない。

「よしっ!3、覚悟しやがれ!!」
「貴様だけは絶対に許さん!我らエルバフの誇りを汚したことを後悔させてやる!!」
「切り刻んでやるから、覚悟しやがれ」

 ルフィ、ブロギー、ゾロがMr.3へと殺気を放っていた。


 腕を組み、関節を鳴らすルフィ
 怒り心頭に自身の武器をMr.3に向け、殺気全開のブロギー
 パンダナを頭に巻き、新調した3本の刀をブロギーと同じく殺気全開な様子でMr.3を睨みつけるゾロ

 彼らの怒りは相当なもので言葉がそのまま攻撃として具現化しそうな勢いだ。
 これではMr.3は骨も残らないかもしれない。

 案の定、Mr.3は顔を青ざめ、先程までの勢いは嘘のように消え去っていた。

「ちょっ、待つのだがね。流石に3対1は卑怯ではないかねっ!?」

 ルフィ達が聞く耳を持つことはない。
 ブロギーが先頭に立つ形でMr.3への一斉攻撃とも言うべきリンチが始まった。


「むんっ!!」

 ブロギーからの先制攻撃
 Mr.3との距離を瞬時に詰め、その手に有する巨大な斧を振り降ろす。
 ブロギーはMr.3の能力によって生み出された鋼鉄の物体をまるで紙切れのようにその刃によって切り落とす。

 宙に舞う巨大な両腕

「"ゴムゴムのバズーカ"!!」

 次に動いたのはルフィ
 後方に力の限り伸ばした両手を勢い良くMr.3の顔面に直撃させる。
 Mr.3は為す術無く真横の炎の中へと吹き飛ば
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