第9話
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終えたリィンが集束した炎を閃光として解き放って再び敵の顔面を攻撃して敵に悲鳴を上げさせると共に怯ませた。
「ガーちゃん、分身!―――チェーンジッ!!ト―――スッ!」
するとその時ミリアムはアガートラムを分身させ、分身したアガートラムは巨大なハンマーと球体に変身した後球体は天井へと向かい
「やあああああああっ!テラ――――ブレイカー――――――ッ!!」
ミリアムはハンマーを持って跳躍し、球体をハンマーを振るって地面へと叩き落した。すると地面に叩き付けられた球体は戦場全体に凄まじい衝撃と大爆発を起こした!
「―――――――!!??」
ミリアムが放ったSクラフト―――テラブレイカーによる大ダメージに耐えきれなくなった敵は悲鳴を上げながら消滅した!
「……目標の沈黙を確認。シンクロを解除します。」
敵の消滅を確認したアルティナはクラウ=ソラスとの一体化状態を解除して元の姿に戻り
「イエーイ、完全勝利っ!!―――というかアーちゃんたち凄いじゃん!?」
ミリアムは無邪気に喜んだ後驚きの表情でリィンとアルティナに視線を向けた。
「ああ、1年半前使っていた戦技とは違うようだな?それに1年半前と比べると見た事のない武装も使っていたようだし。」
ミリアムの言葉に頷いたリィンは自分にとって見覚えがない戦技を使っていた事が気になっていた為ミリアム同様アルティナに視線を向けた。
「……リィン教官もご存知のようにリィン教官に引き取られてからのクラウ=ソラスの整備はセティさん達にしてもらっていますが、その際にセティさん達からクラウ=ソラスの強化や追加武装の提案がされ、その提案を受けた結果としてちょうど入学式の日に宿舎にセティさん達からクラウ=ソラスの追加武装が届き、それを搭載しました。……追加武装はクラウ=ソラスとシンクロしてからの物が主だった為、実戦レベルにするまで今日までかかってしまいましたが。」
「い、いつの間にそんな事を………」
「いーなー、いーなー!ボクもその内クロスベルにいるディオン三姉妹にガーちゃんを強くしてもらうように頼もうかな〜。」
アルティナの説明を聞いたリィンは冷や汗をかいて表情を引き攣らせ、ミリアムはアルティナを羨ましがった。
「はは………まあ、何とはともあれよく頑張ったな。ミリアムも、アガートラムもクラウ=ソラスもありがとうな。」
「ニシシ、どーいたしまして♪」
「「――――」」
リィンの感謝の言葉に対してミリアム達はそれぞれ答えた。
「はあ、よかったぁ……皆さん大丈夫みたいですね?」
「フン、まあまあのデータがとれたか。―――これで本日のテストを終了とする。エントランスで待っているからと
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