暁 〜小説投稿サイト〜
ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:28 新たなる可能性
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二人に笑いかける
「(セカンドステージではファーストステージみたいにはいかない………今度こそミライさんたちの役に立ってみせる)」
「(今度こそ見つけてみせる………私の進むべき道を、選ぶべき運命を)」
それぞれセカンドステージに向け思いを馳せていた
次の瞬間大きな音が施設内に響き思わず一行は立ち上がった
「え?何今の音」

「何やっているのよ」
真っ赤になりながらダウンしているタツマをミツキがうちわで扇いでいた
「いやー、一緒にサウナに入ってたんだけど、ちょっと目を離したと思ったら中で倒れちゃってて」
「ハイメ、あんたちゃんと見ていないとだめじゃない、あぁ、クミちゃんに怒られる」
頭を抱えるトコハをミライが何とか慰めようとする

「ひゅー!三人ともビューティフォー!」
花火大会を見物するため屋台の集まる場所やってきたミライたち
浴衣姿のミライたちを見てハイメが声を漏らす
「おーい、こっちだこっち」
呼ぶ声に気付き振り返ってみるとクロノがミキたちと共にこちらへ歩いてくるところだった
ミキたちもミライたちと同様浴衣を着ている
「後でカムイさんたちも3号店の連中連れてくるってさ」
「クミちゃんからもタツミちゃんと一緒に来るってメール来てたわ」
楽しげに話すクロノとトコハの姿に笑みをこぼす
「っと、そうだミツキ、シオンとアムは来ないのか?」
「お母さんはお仕事、お父さんは会社の人たちと一緒に屋形船から見るそうです」
「ああ、なるほど、そういえばあいつも協賛してるんだったな」

ミライとミキが金魚すくいに挑戦しミライが金魚を確保
ミキの方はポイが破れてしまい項垂れる
苦笑しながらミライがゲットした金魚の入った袋を差し出した

景品の中にあった写真集にミツキが手際よくサインする
確保しようと意気込むタツミだが焦るあまりミツキが退くより前に射的の銃を発射
ミツキの後頭部にあててしまう
そのやり取りの声が聞こえたハルカが思わず吹き出してしまい手元が狂って挑戦していた型抜きに失敗してしまう

楽しそうに屋台をめぐる皆を見ていたユキナがどこか黄昏たような表情になる
その彼女の心情を察してか否かクロノが笑いかけながら綿あめを差し出した
小さく笑いながら受け取るユキナだったが次の瞬間ミキに詰め寄られる
苦笑しながらクロノがミキの分の綿あめを差し出した

そこらじゅう回って女性に声をかけるハイメの姿をカズヤとチグサが遠い目で見ていた
既に見慣れた光景と化していたタツマは肩を落とし苦笑するしかなかった

全員で花火を見物しその美しい光景に声を漏らす
花火に見とれるミライの姿をトコハも優しげな表情で見ていた

クロノがミキ達を車で園に送り届けに言ったので一足先にハイメを連れ帰宅したミライとトコハ

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