第一章
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「特に驚くこともないだろ」
「三日我慢すればいいらしいぞ」
「三日な」
「三日で自然に治るらしいからな」
「だといいけれどな」
アンガは話を聞いてまずは納得した。
だが、だった。
「しかしな」
「ああ、その姿だと便利だろ」
「何もかもな」
「どうして食えばいいんだ?」
アンガは真剣な顔でその逆さまになった顔で村人達に問うた。
「それで尻はどう拭けばいいんだ」
「どうするんだろうな」
村人達は真顔で彼の問いに問いで返した。
「そういえばそうだよな」
「手が足の場所にあるからな」
「しかも足が手の場所にあるからな」
「っていうか尻も前にあってな」
「頭も逆にあるからな」
「どうすればいいんだろうな」
皆言われて気付いた。そういえばそうなのだ。
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