第三章
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
西亜が怯んだ隙に」
「露西亜の中は明石君に任せる」
既にあちらに送っている明石元二郎大佐にだというのだ。
「既にあちらの人間と接触しているそうだな」
「レーニンとかいう者です」
「レーニンか」
「何でも共産主義者だとか」
「共産主義?」
伊藤はその名前を聞いてまずはその眉を顰めさせた。
そしてそのうえでこう小村に言った。
「革命がどうとかいう連中だったか」
「御存知ですか」
「欧州に行った時にあちらのインテリが言っておった」
微かではあるが覚えていることだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ