ジカジカの実の真価
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ウソップ自身、本人からアキトの能力を聞き及んでいたが、実際にその力を目にするのは今回が初めてだ。
ウソップはその能力の有用性と怖ろしさをこの場の誰よりも深く理解した。
アキトの能力には攻撃に移るまでの一切の予備動作が存在しない。
加えて、能力発動後も何らかの不可視の力が働いていることは伺えるが、言ってしまえばそれだけだ。
「……便利な能力だな」
「ウソップ、この女を少し離れた場所へ置いてきてくれ」
「分かった」
Ms.バレンタインをウソップに渡し、アキトはMr.5を眼下の油たっぷりの縄へと叩き付ける。
縄に塗りたくられていた油にMr.5の体が爆発し、周囲が瞬く間に炎上する。
キャンドルが炎に包まれ、順調に溶かされていった。
アキトは今なお炎上し続ける眼前の炎の中へと2人を救出すべく足を踏み出していくのであった。
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