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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0264話『長波関連の新任務』
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そんな長波を見て感激している高波がいる、っと……。
うん、予想通りの展開だな。見ていて可愛いというか面白い。

「よっし! 演習3回終わったぜ!」
「いっそのこと、このまま演習全部終わらせて来るか」
「いいねー! やろう!」

長波もやる気に満ちているのでこのまま5回とも終わらせてきた。
そのまま長波と高波を連れて執務室へと戻って来ながら、

「しっかし……今回の新任務は難しいのか分からないな……。いや、沖ノ島海域にいくくらいだから難しいとは思うんだけどな」

そう言って頭を掻く長波。
それに榛名が表に出てきて、

《長波さんに高波さん。沖ノ島海域は駆逐艦にとってはかなりの難所ですから十分注意してくださいね。提督と私も付いていますけどあの海域の戦艦勢はなぜか駆逐艦を主に狙ってきますから……》
「そうだなー……高波? 気合入れていくぞ?」
「はいかもです!」

ビシッ!と長波に対して敬礼をしている高波を見て思わず笑ってしまいそうになる。
本当に長波に対しては従順な態度だから見ていて和む。

「それじゃまずは沖ノ島海域以外の場所をやっていくとしようか」

私達は演習艦隊に北上さんを入れた編成で挑んでいった。
なぜ一人だけ変更したかというと演習で入れていた鳥海がちょうど練度がカンストしたのでもしかしたら正月になにか来るのではないかと希望しつつ待機中であるからだ。

「んー……まぁ、このあたしに任せておきなよ。ビシッと決めてあげるからさー」

いつもの気だるげな感じの北上様だけど頼りになるから任せておきたい。
それで加賀ちゃんとあーさん(二人目の赤城の事)を入れた6人で各海域をクリアしていった。
今回は運が良かったのかあんまり苦労はしないで回ることが出来た。
沖ノ島沖もいつもの攻略艦隊に長波と高波を入れて出撃してもらったのでなんなくクリアできたし。
そしてやってきました沖ノ島海域。
そこへと出撃していく私達はもう何度も逸れる羅針盤に「やはりか……」と内心で涙を流していた。

「うー……やっぱり改二になったからって駆逐艦じゃ辛いぜー……」
「そうかもです……」

すでに何度もの出撃によって二人は疲労困憊状態が何度も続いていた。
もう大破してはバケツを使う羽目になっていたからな。
いや、本当に今回は運がないな。
でも、最初の一回でいきなり成功ルートにいったのまではよかったんだけど運悪くあーさんが大破させられて泣く泣く撤退したからな。
それであーさんは「精進が足りず、すみませんでした……」と謝ってきたけどよくあることだから気にするなと言っておいた。
一回神威を入れて遠回りルートも行ってはみたんだけど、ボスにたどり着いた時には被害が凄い事になっていたので普通に負けたしね。
それ
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