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【完結】戦艦榛名に憑依してしまった提督の話。
0263話『長波の改二改装』
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さま、深呼吸かも!」
「そうだな、高波」

それで何回か深呼吸をしている長波。
その間に清霜が近寄ってきて、

「司令官。長波姉さまの改二は練度はどの程度なんですか……?」
「ああ。75で改装できるらしいから80の長波なら十分だろう」
「そっかー。それじゃ楽しみだなー。夕雲型では初めての改二だから」
「そうだな。果たしてどういう風になるのかで今後の使い方が決まってくるようなものだからな」

そこに夕雲が入ってきて、

「ふふ、提督。使うなんてなんか言い方がダメですよ?」
「ああ。すまない、配慮に欠けていたか」
「いえ、間違ってはいないですからいいんですけどね」
「それじゃ提督! 行こうぜ!」

落ち着いたのだろう、長波がそう言うので、

「それじゃ改装室に向かおうとするか」
「おー!」

元気よく改装室へ向かう私達。
明石がおなじみの笑顔で、

「まってましたよー。それじゃ長波さん、改装室に入ってもらってもいいですか?」
「わかった!……清霜」
「ん? なぁに? 長波姉さま……?」
「……お先に戦艦になってくるぜー」
「うー……う、羨ましくなんかないもん! いつか清霜も改二になれるもん!」
「あははー! じゃ、行ってくる」

清霜を煽りながらも長波は改装室へと入っていった。
しばらくして、明石から合図が来たので私は改装ボタンを押す。
するといつも通りに改装室の中から光が漏れてきて、そして……。

「改二改装された長波様だぜ! どんな敵でもかかってきな!」
「「「おー!」」」

そこにははちまきを巻いて上着を着ている長波の姿があった。
ふとももまでになったストッキングが眩しいな。

「な、長波姉さな、とっても素敵かもー!」

ぶー!と鼻血を出している高波にみんなが「わー!?」と駆け寄っていった。
長波が好きな高波には刺激が強かったようだな……。
とにかく、

「それじゃこれからもよろしくな、長波」
「おー! 任せておいてよ!」

こうして長波は改二になったのであった。



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