団欒とかとか
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った方がいいと思うんだが」
「そう言われれば、そうだったな。それにしてもレイトはすごいよな。メッセージ一つであいつに話つけられる奴はそうそういないだろ」
「レイトくんは団長と仲がいいんだよ。団長、任務以外ではほとんど他の人に干渉してこないのに、レイトくんは結構一緒に遊びに行ったりしてるよね」
答えようとすると、先にアスナさんが答えてくれた。まあ、結構会いに行ってはいるな。遊びってほどの物でもないけど。
「腐れ縁なだけだ。あいつも少し位息抜きしないと、ストレス溜まるだろうし」
唯でさえあいつは普通のプレイヤー以上に行動している。ギルドリーダーとしても、最強のプレイヤーとしても。それに・・・。
「そのお蔭でこっちも助かってるんだけどね。レイトくん、KOB内じゃ色々有名だよ?」
は?俺何かしたっけ?なるべく失礼にあたらないように動いているようにしてたのだが・・・。
「へ?有名ってなんでですか?」
「一人で三人分の働きをする後衛ーとか、団長と気軽に話せる希少な奴ーとか、ギルメンじゃないのに、ギルドのこと結構考えてる人ーとかいい噂ばっかだよ」
き、希少って・・・。まあ、確かにKOBにはしょっちゅう行ってるけどさ。まあ、悪い噂がなかっただけマシとしますか。
「今度また手伝ってね、まあ、私しばらく抜ける予定だけど」
「え?」
これはシリカの声。だけど、俺もシリカと同じ考えだ。いきなり副団長が抜けるとか・・・・。というより、あのギルドアスナさん目当てで入ってる人結構いるから、アスナさん抜けたら結構戦力低下しそうな気がするんだが。いや、するな。そこら辺、無自覚なんだろうなぁ。
「ヒースと考えが合わなくなったから、新しいギルド作るとか?」
MMOでは意見の別れから袂を分かつ事は珍しくない。
「あ、いやいや。キリトくんとパーティ組むから、それでね」
「そんなんで抜けられたら、ヒースも溜まったもんじゃないと思いますけど・・・」
恋人とパーティ組むのでしばらく抜けます!とか、いきなり言われたヒースも大変だろうな。まあ、副団長だし、短期休暇ならあいつが首縦に降れば通るんだろうけど。あいつの事だからなぁ、何か別な代償ふっかけてきそうだ。
「それについて、俺と立会いすることが条件らしい」
「ああ、そうだったのか。引き止めて悪かったな」
「こっちも楽しかったから気にすんな」
ふむ、ヒースと直談判ねぇ・・・。あいつのことだから、なんとなく予想はできるけど。それに対するクロノの答えも。だとすると、少しクロノにハンデ上げたほうがいいか。
「最後にこれ渡しとく。ヒースとの話し合いが終ったら開けてみろ。少しは役に立つだろう」
「レイトが言うからにはそうなんだろ
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