団欒とかとか
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「ほんと驚いたよー、レイトくんもユニークスキル持ってるんだもん」
「まあ、親しい人にしか言ってませんし」
デュエルが終わって、4人で雑談タイムに入っている。内容のほとんどは、俺のユニークスキルについての詮索だったが。
「スキル内に設定されている武器は、あの3つだけなのか?」
「いや?もう少しあるけど、ただ単に普段使ってるのがあの3つなだけ」
デュエル自体は負けてしまったが、不満や負の感情は無い。自分の現在の実力がどの程度のレベルなのか分かってよかった、というのが今の素直な感想だ。まあ、遠距離型スキル構成なのと、戦闘用スキルが半分しかない構成でキリトに付いていければ上出来だろう。
「そういえば、銃火器スキルって派生とかがあるーとか前聞いたんですけど・・・、それってどういう事なんですか?」
「あれ?ちゃんと説明して無かったっけ?」
シリカにはほとんど話し終わったと思ってたんだけど。いつもあんまり遠慮して聞いてこないし、この機会にってところか?別に他の人に他言しなければ俺はいくら聞いてきても問題無いんだけど。
「普通の武器とかにも派生スキルってあるだろ?片手剣から両手剣みたいなのとか、2つ以上のスキル使って使うのとか。それと一緒で、銃火器スキルの派生スキル。入ってるのは、さっき使った双銃を使う近接戦闘用の《銃衝術》と、一対多用の《速射》の二つだな」
速射は一回の攻撃で大量の銃弾を撒き散らすスキルなのだが、もともと銃弾一発一発の値段が高い上に、それを無駄打ちするとなると、非常にコストパフォーマンスが悪い。そのため、現在はほとんど使ってないのだが。
そういえば、同じユニーク使いが隣にいるのだし、前々から思ってたことを聞いてみるか。
「そういえば、二刀流ってソードスキルの数ってどうなんだ?」
「数か?・・・どうって、別にほかのスキルと変わらないけど、それがどうした?」
やっぱりか・・・・・。一縷の望みにかけてたのだが、それも今崩れ去った。せめてまだ、ほかのユニークスキルもスキル数が少なければよかったのに・・・。あはははは・・・。
「だ、大丈夫?」
「予想はしてたんですけどね・・・・・」
軽く落ち込んだ後、皆が最も気になっているであろう出現条件について聞かれた。キリトは一年ほど前にいつの間にか入っていたらしい。
「ん・・・、悪い。これはちょっと話せない」
「大切な情報だしな。まあ、そこまで聞けるとは思ってなかったし」
「あ、そういうことじゃなくて、出現条件は分かってるんだけど、ちょっと確認取らなきゃいけない奴がいるから」
皆、情報屋だと思ったのだろう。今度聞いてみて、大丈夫なようだったら話す、そう言うと皆納得してくれた。
「そろそろヒースの所に行
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