屋敷の噂
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これはクラスメートであるひろし、たけし、美香そして卓郎の4人が、屋敷へと入っていく数時間前のことである。
「ねぇ、あの噂聞いた?」
「あそこの屋敷、ブルーベリー色の化け物が出るんでしょ。捕まったら、餌として食べられるんだってー!」
「「こわーい!」」
卓郎は女子の噂を耳にしていた。それを、ひろし達に話してみることにした。
「あの、化け物の話ですか…。」
「私たち…散々なことがあったけど、なんとか脱出してきたよね」
「だ、だからって…ま、また行く気かよ……!」
たけしはビクビクし、卓郎が「なんだよびびし、タケってんのか?」と聞くと、たけしは「ビビってるわけないだろ」と言う。
「というか、“びびし”じゃねぇよ!」
「それはどうでもいいとして…「どうでもいいっておm」信じ難いですが、その屋敷にはあの青い化け物『青鬼』がいると……」
「らしいぜ。どうする、行くか?」
(人の話聞けよ…; というかオレは絶対に行かねぇぞ)
たけしは行きたくないって顔をするが、ひろしは「青鬼がいないということを証明するために行きます」と言った。
「はっ…そう言っているが、お前は青鬼と接触しまくってるだろ…」
「あれのせいか…霊感が付いたようです……」
「まあ…ひろしらしいことだね。それより、卓郎は行くの?」
卓郎は言うまでもなく行くという感じだった。それを見て美香も、その屋敷へ行こうと思った。
「ま、まじかよ…い、行くのかよ……。オ、オレは絶対に行k「人気者になれるよ!」行く!!」
「ズコーッ!!!!」
たけしは行く気がなかったのに、美香の言葉でピクッと反応し、行くことにした。それを卓郎がずっこける。
「決まりですね。では…放課後、そこへ行ってみるとしましょう」
こうして……ひろし達は、屋敷へと向かうことになった…。
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