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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第5話
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るずとーく”という話し合いで教えて貰った事があり、その後教官もしくはアルフィン様達の私室に結界が展開されている様子を何度か見た事がありますから、その時に教官達が”そう言った行為”をしている事は察しました。それと極稀ですが、教官達が休暇等でユミル郊外である山中で行楽等をしている最中に、わたし達の隙をついてその場から離れたリィン教官とアルフィン様達の誰かが”そう言った行為”をしている所を実際に見た事がありますので。……勿論、その際はクラウ=ソラスのステルスモードを使って、即座にその場から離脱しましたが。」

ユウナの疑問に答えたアルティナはかつての事を思い出してジト目になり

「わー!わー!この話はもうおしまい!……魔術をそんな事に利用している所か、外で”する”なんて、やっぱりあの女好き局長の下にいたから影響を受けたのかしら?もしそうだったら、考えたくはないけどロイド先輩もリィン教官のように局長の女好きかつエッチな事が大好きな影響を受けているのかな……?ううん、さすがにあんなに真面目なロイド先輩が局長みたいになるなんて、それはありえないわ!」

「ふう………リィン教官に降嫁なされた皇女殿下のその後については父上達共々気にはなっていたが、知りたくもない皇女殿下達の家族内の事情まで知ってしまうなんて、皇女殿下に対して申し訳がないな……」

一方アルティナの話を聞いてクルトと共に冷や汗をかいて表情を引き攣らせたユウナは我に返った後顔を真っ赤にして声を上げて無理矢理話を終わらせてジト目になって小声でブツブツと呟き、クルトは疲れた表情で溜息を吐いた後困った表情で呟いた。

「そう言えばベルフェゴールさん達の件で思い出したけど、教官の他の”婚約者”の人達って、一体どういう人達なのでしょうね……?確かリィン教官にはエリゼさん達を含めて婚約者が8人いるって、話でしょう?今わかっている教官の婚約者はエリゼさんにセレーネ教官、ベルフェゴールさんにリザイラさんだから……後4人いる事になるし。」

「?後四人の内の一人に関してはユウナさんもご存知だと思うのですが。その人物は現クロスベル皇帝の一人―――ヴァイスハイト・ツェリンダー皇帝の養女にして、クロスベル皇女であるメサイア様なのですから。」

ユウナの疑問を聞いたアルティナは不思議そうな表情でユウナに指摘した。

「あ……そう言えば局長……じゃなくてヴァイスハイト皇帝陛下に即位前から養子がいて、その養子がメンフィル帝国との関係強化にメンフィル帝国の関係者と婚約している話は聞いた事があるけど、その相手ってリィン教官の事だったんだ。」

アルティナの指摘を聞いてある事を思い出したユウナは目を丸くして呟いた。

「はい。メサイア様はアルフィン様達の護衛を担当しているベルフェゴール様やリザイラ様と違い、
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