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ハイスクールD×D 聖なる槍と霊滅の刃
第一部 出会い
転機
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「……それで、私はどうすればいいの?」

「君にも、共に来てほしいと俺は思っている。共に歩み、英雄になる俺の姿を、見ていてほしい」

曹操の言葉、それを考えるために一度、瞳を閉じる。
だけど、そんなことをしなくても私の答えは決まっていた。
だって、私には―――曹操と共にいることしか、考え付かなかったから。
あなたは様々なものに縛られた私の世界を切り裂き、私を連れ出してくれた。それが私にとって、どれだけの救いになったことか。
だからこそ――――どんな道を歩もうとも、どこに行こうとも。

「……私でよければ、お供するよ」

あなたが拒絶しない限り、ずっとそばにいるから。

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