第四十九話 新婚さんいらっしゃーい
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りをした、デリンガー軍曹緊張してますねカチカチです。
箱を担いだ、ランセル准尉は20代の綺麗な女性です。
今日はみんな軍服じゃなくタクシードとドレスです。
ケスラーがビッシッと弁護士のように見えますね、
まるで結婚見届け人に見えるますね。
爺様は相変わらずの韜晦ぶりで眠そうに見えます。
カロちゃんはにこやかに綺麗なドレス姿です。
ミッターパパはもう凄く緊張して居るのが判りますね、
自分が結婚するみたいです。
ミッターママは涙を浮かべながら喜んでいます。
普通だとヴァージンロードを親に手を引かれて行くんですが、
人数が人数だし、それは明日やるからベールガールだけで入場です。
拍手と共に簡易的に作ったわりには、立派すぎる祭壇の前まで行きます。
其処で私の役目はおしまいでカロちゃんの隣りに立ちます。
そして結婚見届け人の前に立ち、2人で向き合う形になるのですが、
此処でアクシデントエヴァパパが未だ着いていません。
さあどうしようかと言うときに、入り口のドアが活きよい良く開きました。
おードラマみたいだ、
よく見るとタクシードを着せられた様に見える中年の男性が花束を持って入ってきました。
執事の声が聞こえます、エヴァンゼリン様お父上ご到着でございます。
エヴァパパは取りあえずお辞儀だけはして、ズンズンとエヴァちゃんの所へ来ます。
エヴァちゃんが驚き始めました、ミッターもミッターパパママも驚いています。
エヴァちゃん涙が出始めました、そして『お父さん』。
エヴァパパは『エヴァンゼリン』。
感動ですね良い日です。
無言で抱き合います、花束は下に置いてますが気にしないですね。
暫くしてエヴァちゃんが、『お父さん私結婚します』と言いました。
エヴァパパが『エヴァンゼリン無事で何よりださあ帰ろう』
えーと完全に現実から逃げる気満々ですよ。
ミッターマイヤーが我に返り近づいて
『お義父さん、初めましてウォルフガング・ミッターマイヤーと申します。
エヴァンゼリンさんと結婚させて頂きます』
エヴァパパ唸ってますってか現実逃避か?
『貴様にお義父さんと呼ばれる筋合いは無い!』
おー良くあるシーンです、みんな唖然としています。
エヴァちゃんが『お父さん私のお腹には彼の赤ちゃんが居るのよ!』
ビックリ衝撃発言でパパ固まってます。
ミッターマイヤーが『エヴァンゼリンを必ず幸せにするので娘さんとの結婚を認めて下さい!』
いやー爺様寝てるんじゃない?この修羅場でコックリコックリしてるよ。
カロちゃんもなんかねーという感じで私と頷きあいます。
ミッターパパママも駆け寄って、
エヴァパパに『お嬢さんをお預かりしたにもかかわらず、
このような仕儀となり誠に申し訳
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