暁 〜小説投稿サイト〜
ラブライブ!×仮面ライダー ーArisa's Paradoxー
第1章 出会い
第10話 仮面ライダークロニクル
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
って狙われたのかもしれん」

貴虎のその指摘に、亜里沙はいじめられていた時のことを思い出す。この時、亜里沙はもしパラドと出会っていなかったら、ショッカーPXの実験にされていたと感じ、一瞬だけ体に寒気が走った。

亜里沙「確かに、あの時はいじめに耐え切れなくなって、もう死にたいって思ってた。パラドと会ってなかったら、私は・・・・・・」

貴虎「嫌なことを思い出させてしまったようだ。それについてはすまなかった」

亜里沙「いいんです。パラドと出会って、私は変わることができた。それに、女王になりたいと思うきっかけにもなった。だから、改めてありがとう。パラド」

パラド「礼には及ばんさ」

アルゴス「・・・・・・話は戻るわけだが、ショッカーPXは人体実験を正当化する奴らだということか」

悠斗「それに、ショッカーPXの動きに政府が全く動かないというのも気になるな」

貴虎「ああ。もしかしたら、政府はショッカーPXとつながっている疑いがある」

亜里沙「仮にそうだとしたら、日本はすでにショッカーPXに支配されていると言っても過言ではないわね」

黎斗「我々もその辺は疑っている。政府の動きが何もないというのがね」

亜里沙「とにかく、早く仮面ライダークロニクルの完成を・・・・・・」

黎斗「心配はいらない。ゲーム自体はすでに完成している」

貴虎「あとは量産化を待つだけだ」

パラド「ほかの一般人との共闘か、心が躍る」

それから仮面ライダークロニクルの量産化がすすめられ、眼魔の世界やユグドラシル・コーポレーションの援助があり、ゲームカセットの様なアイテム『ライダーガシャット』が生産され、起動テストも行われた。試行錯誤を繰り返し、ついに予定のスペックに到達し、量産化も無事に成功した。

さらに、ドーパント変身の痕跡のある人間には適応しないようにするなど、ショッカーPXへの対抗手段の仮面ライダークロニクルは完成し、発売日も決定した。

そして、6月のある日、仮面ライダークロニクルの発売当日となり、亜里沙とその仲間たちは幻夢コーポレーションのオフィスの社長室に来ていた。ちなみに、販売開始は10:00からである。

亜里沙「いよいよね」

悠斗「ゲームスタート。それはショッカーPXとの全面対決を意味する」

アデル「そして、仮面ライダークロニクルは我々の計画実現の第一歩ともなる」

アドニス「あと10秒か」

アドニスの言葉で仮面ライダークロニクルの発売まで10秒を切り、カウントダウンが進む。

亜里沙「5、4、3、2、1・・・・・・」

黎斗「仮面ライダークロニクル、ゲームスタート」

黎斗の合図で、仮面ライダークロニクルのゲームスタートが宣言された。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ