第33話 日英欧州談話「踊るロンドン会議」幕開 ターン31
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れています。
つまりリットン記者自身がプレイの一環だと認めてるわけです」
何で欧州星海域まで来て女装させられてコンサートに出たり、
破廉恥サイコパス海軍長官の変態行為を弁護しなきゃならんのだ。マジ泣きしたいわ!!
「世の中かには様々な趣味趣向の人物がいますが、
こういった特殊性癖の方々を例にあげて国際戦時法違反だと責められても困るのですが?」
「わかった。記事の件は、もう良いっ!! 聞いてて頭がおかしくなりそうだ」
(そうですね)と心の中で同意する。
「問題の海軍長官、東郷毅についてだが、
捕虜となった女性士官を手籠めにしていると聞いている。
こちらは明らかに戦時国際法違反ではないのか?」
「女性捕虜の性的虐待などがあれば大問題だと軍でも認識しております。
東郷長官が行っていることは私的な交渉の結果であり、
捕虜が解放された後に大人同士が合意の上で行った性行為については問題ないと――」
「相手は女性とはいえ高級士官もいるのだぞ! 安易に国を裏切るような真似はない!
そんな不思議な魅力が通用すると思っているのか?」
「どちらにせよ犯罪といえる証拠はありません!
それに東郷長官は勲章の授与を断り、帝に直訴して代りに(女性)捕虜の待遇改善を行ってるんですよ?」
「それすらも何が目的なのか怪しいわ。
待遇改善を恩に着せられた立場の弱い捕虜が、権力者の誘いを断れるのか?
そんなものは和姦ではなく、権力を背景にした強姦と何が違う!?
被害者も泣き寝入りしてるだけではないのか?」
げんさくちしきがなければ、ぼくもそーだとーおもいます。もうどうにでもなーれー。
「捕虜の扱いについて問題があると思われるのであれば、
大日本帝国は停戦交渉の後に駐在武官を受け入れること認めます。
文官を送っていただければ、犯罪捜査局にもアドバイザーとして参加させます。
こちらにはやましいことは一切ありません!!
そしてエイリスにも日本に対して同様の処遇を認めることを要求します」
和平ENDの後に東郷毅が強姦逮捕されようが知らんわ!!
「ぐっ……」
「先ほどから東郷長官ばかりを責められていますが、
エイリス政府は植民貴族による性犯罪や暴行事件ついて、
被害者にどのような賠償を行うか考えておられるのか?
女王陛下に資料をお渡ししましたが、こちらは犯罪の証拠がそろっているのですよ。
本国で裁判を受けれるように取り計らいましたが、
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