第10話 改訂版(2018/11/07)
[1/4]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
【視点:朱菜】
会議の結果、蜥蜴人族と同盟を組んだ上で豚頭族の軍勢を叩くことが決定し、トレイニー様から提供された情報で決戦の日が早くて9〜10日後ということから、私達の里は大急ぎで戦の準備を始めることになりました。
まず、リムル様が同盟を結ぶ為に蜥蜴人族と交渉を行いたいと言ったことで蒼月と蒼影の2人が鬼隠れの里の使者として蜥蜴人族の集落へと向かうことになりました。
まぁ、実際の所集落へと向かったのは蜥蜴人族の集落から一番近い所にいた2人の影分身なんですが。本人達が直接向かうより、念話で影分身を直行させた方が手っ取り早いですしね。
あと、私と黒兵衛、カイジンさん、ガルムさんの4人が湿地帯の合戦に参戦する者の武器と防具を大急ぎで揃えることになりました。タイムリミットが1週間ということもあって本当に突貫作業でした。
私は自分専用の鍛冶工房、黒兵衛とカイジンさん達は冬官の為に用意された大規模工房で作業を行いました。別々に作業することになったのは、私が宝貝や魔導具を作ったり、改造してる所を他の人には余り見られたくないからです。
取り敢えず、私はリムル様がゴブタさんに約束していた宝貝を真っ先に用意しなければいけなかったので作り始めたんですが、完成までに3日も掛かってしまいました。
ちなみにゴブタさんの為に用意した宝貝は複合型改造宝貝です。ベースとなっているのは紫呉も持っている火尖鎗Uなんですが、見た目も能力もかなり改造してしまいました。
まず、見た目はFate/stay nightに登場する兄貴サーヴァントことランサーの宝具――ゲイ・ボルクに改造。穂先の伸縮と刺した対象を燃やす能力は火尖鎗Uと変わりません。
能力面で火尖鎗Uと異なる点は穂先の伸縮距離が最長で650mという点と番天印の押印機能を限定的ですが追加した点でしょうか?
見た目をゲイ・ボルクにしたので、刺し穿つ死棘の槍の様に押印された心臓を穂先が追尾する形で貫くといった能力を追加してみたんです。
本当なら穂先の伸縮距離を13kmにしたかったんですが、そうした場合大鬼族に進化したゴブタさんの魔素量でも、1日1回しか使用できなくなってしまうので、伸縮距離を20分の1に抑えることで最大で1日20回は使用できる様にしてみました。
宝貝名は火尖鎗V。最初は火尖鎗U改にしようかとも思ったんですが、フジリュー版封神演義の那?が所有していた最終形金磚も金磚Vだった気がしたので、私も火尖鎗Vという名称にしてたんです。
火尖鎗V
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ