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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
外伝〜改変された最後の運命の始まり〜
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は違うような気がするのですが。」

アルフィンは周囲を見回して自分を皇女扱いする必要はない事を伝えた後ウインクをし、アルフィンの発言にその場にいる全員が再び冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中エリゼと共にジト目でアルフィンを見つめているアルティナがアルフィンに指摘した。

「リィン教官と結婚して既に1年半も経っているって………失礼を承知で訊ねるけどアルフィン皇女って、今何歳なの?見た感じあたし達と同い年くらいに見えるけど………」

アルティナの話を聞いてある疑問が出て来たユウナは困惑の表情でアルフィンに訊ね

「フフッ、今年で17歳になりますわ。」

「17って事はあたしと同い年じゃない!しかも1年半前に結婚したって事は………15歳か16歳で結婚した事になるわよ!?」

「正確に言えば15歳です。アルフィン様がリィン教官に降嫁した時期はエレボニアの内戦終結から1ヵ月後ですので。」

「あれ〜?でも、七耀教会が定めている結婚の最低年齢は16歳からだったと記憶していますけど、どうしてアルフィン皇女殿下は15歳で結婚できたのか不思議ですね〜?」

「ル、ルイゼちゃん……気にする所がズレていない?」

アルフィンの年齢を知って驚いているユウナにアルティナは冷静な様子で指摘し、首を傾げて呟いた眼鏡の女子生徒に赤茶色の髪の女子生徒が冷や汗をかいて指摘した。

「まあまあ♪という事は皇女殿下は15歳でリィン教官によって”大人の女性”にして頂けたのですわね♪」

「ちょ、ちょっと、ミュゼ!?」

「お、”大人の女性”って、もしかして……」

「もしかしなくてもそういう事やろ!?”夫婦”になったら”そういう事”は当然するんやろうからな。しかもリィン教官には皇女殿下や皇女殿下とも互角のスタイル抜群で美人の妹さんも含めて他にも婚約者がいるって話やろ!?く〜、羨ましすぎやろ!」

「ブッ!?君!幾ら降嫁されたとはいえ皇女殿下に対してそんな事を口にするなんて、さすがに不敬じゃないか!?」

「……まさに、”英雄色を好む”、ね。」

ミント髪の女子生徒の言葉を聞いた黒髪の女子生徒が顔を赤らめて慌ててている中男子生徒達は騒ぎ出し、生徒達の会話を聞いていた銀髪の女子生徒は呆れた表情で呟いた。



「え………どうして貴女が…………」

一方自分にとって聞き覚えがあるミント髪の女子の声を聞いてミント髪の女子を見たアルフィンは呆けた表情でミント髪の女子の見つめ

「ふふっ、お久しぶりですわね、皇女殿下。皇女殿下がまだ女学院に通っていた頃に可愛がって頂いた後輩の一人―――――”ミュゼ・イーグレット”を憶えて頂けているでしょうか?」

「”ミュゼ・イーグレット”…………?」

「あら……という事は貴女は以前
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