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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第7話。変人と姉。
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・・・凄まじいですね。」

廃墟に居た死徒どもを撲滅し広いフロアで少し休んでいたら、青い髪のシスター?みたいな人がいた。

誰やねん。

「噂を聞いて来てみましたが・・なにをどうやったら死徒を、このような醜悪な死体に変えることができるのでしょうか?」

このバットでフルスイングするんよ。ブンブンとバットを軽く振るが気づいてくれない。なんでや。ちょっと遠いが目の前にいんのに。

「・・・・とりあえず報告ですね。」

そう言うと走ってどこかにいってしまうシスター(仮)。なんでや。淋しいやないか。報告ってどこに〜?





「舞弥姉ちゃん終わったでー。」
「・・・・そうか。」

舞弥姉ちゃんが待つホテルにつき、終了の報告をすると、どこかホッとした表情を浮かべ頷く姉ちゃん。

「心配かけてすまんの。」
「いや、晋吾なら大丈夫だと信じている。それに、この間大河と互角に戦っていたしな。」

その話か・・・・。道場でバット振ってたら、たいがーに「剣道やってみない?」と言われ、やってみたら、何故か始めて1ヵ月後のある日。たいがーと試合をやることに

いやいやなんで有段者と始めて一か月で試合せなあかんね。と思いながら何故か始まってしまう試合。痛いのいやや。と避けまくっていたら。

「勝敗が決まるまで終わらないから。」

とほざくたいがー。ならワザと負けるか。と思ったが、たいがーの背後に映る虎にビビって反撃してしまう俺。何故か一本取ってしまう。

ここからたいがーによるリンチが始まった。みんなは互角に戦ったっていうけど、アレはリンチや。だって俺反撃できへんかったし。本気でやるとたいがー死んじまうし

身体能力チートでも確かに技術の差はデカイ。でも、攻撃はそうでもない。だって死徒が避けれない速度&撲殺される威力。やで?

おっ!死徒で思い出した。あの青髪の姉ちゃん『死徒』やん。・・・・あれ?なんで殺そうって思わへんかったんや?

・・・・なるほど。変な死徒なんやな。そうか・・俺と『同類』か!!





こうしてシエルは、晋吾に変人?仲間と思われることになるのだが、いい迷惑である。でもまぁ、シエルだし。





長い道のりやったけど、ようやくドイツにいけるようになり、切嗣の案内でついて行く俺。なんやけど

「なんでこんな雪ばっかなんや。」

一面雪だらけ。だめや・・我慢できへん。

「ほいや!」
「いてっ」

歩きながら雪合戦を開始する俺ら。緊張感?なんで緊張せなあかんね。姉ちゃん迎えに来ただけやで?

「晋吾。あれだよ。」
「おお〜」

これまたいい城が立っている。全く、名家ってやつは。
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