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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第4話
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レイブオーダー”起動――――トールズ第U分校、Z組特務科、全力で目標を撃破する!」

「おおっ!」

そしてリィンの号令を合図にユウナ達は巨大な甲冑の人形―――――”魔煌兵”ダイアウルフとの戦闘を開始した!



「……………」

「「!!」」

「くっ!?」

「キャッ!?」

「あうっ!?」

戦闘開始時敵は先制攻撃代わりにリィン達目がけて巨大な拳を振り下ろし、敵の行動に真っ先に気づいたリィンとセレーネは左右に跳躍して距離を取った。すると敵の拳が地面にぶつかった瞬間衝撃波が発生して、リィンとセレーネと違い、回避や防御行動に遅れたユウナ達にダメージを与えた。

「回復します――――アルジェムヒール!!」

「――――――!」

「二の型―――洸破斬!!」

「落ちよ、聖なる雷――――ライトニングプラズマ!!」

敵は巨体の為攻撃の威力も凄まじかったが、ユウナ達はリィンの”オーダー”によって防御能力が高められていた事で受けるダメージも軽減されていた為、耐える事ができ、敵の攻撃が終わるとアルティナは受けたダメージを回復する為にクラウ=ソラスに回復エネルギーを解き放させて自分達の傷を回復し、リィンとセレーネはそれぞれ発動が早い遠距離攻撃を敵に叩き込んで敵の注意を自分達へと惹きつけていた。

「ありがとう、アルティナ!えいっ!」

「ハアッ!」

アルティナとクラウ=ソラスのクラフトによって傷が回復したユウナとクルトはそれぞれ左右の足に武器を叩き込んでダメージを与えた。

「秘技―――裏疾風!斬!!崩したぞ!」

続けてリィンが鎌鼬を纏った電光石火の2連続攻撃で追撃して敵の態勢を崩し

「ブリューナク起動、照射。」

「―――――!」

リィンが作った隙を逃さないかのようにリィンと戦術リンクを結んでいたアルティナがクラウ=ソラスにレーザーを発射させて更なる追撃を叩き込んで敵のダメージを重ねた。一方次々とダメージを受けた敵は反撃をしようとしたが

「光の加護を―――――ホーリーミスト!!」

セレーネが発動した仲間全員を光を纏わせて一定時間戦場から姿を消す”ブレイブオーダー”――――ホーリーミストによってリィン達全員が戦場から姿を消した事によって攻撃対象がわからなくなった為、何もできなくなった。



「ハァァァァァ………受けろ、大地の一撃!!崩したわ!」

「!?」

セレーネのブレイブオーダーによって敵が自分達を認識していない事を利用したユウナはトンファーに地属性の魔力を溜め込んで強烈な一撃――――アースブレイクを敵に叩き込んだ。するとトンファーの打撃力に7属性の中で最も打撃力や衝撃力が強い大地の魔力が重ねられた事による一撃に加えて後方からの奇襲攻
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