第六章
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幸せはない、そういうことだった。
そうした話をしてジュゼッペはチェチーリアとこれからも会いたいと思った。チェチーリアも笑顔で応えてくれて二人は会いその都度関係を深めていった。
彼にとってはいいことだ。だが友人にはこう言うのだった。
この日は仕事の後で酒場で飲みながらだった。二人は庶民の酒場、周囲は酔っ払いが騒いでいるそこでピザとマカロニを食べながらワインを飲みつつ話していた。
ジュゼッペもワインを飲みながらこう彼に言った。
「いい人だよね」
「そうだろ、あんないい娘いないぜ」
友人も笑って言ってくる。
「本当にな」
「親切で穏やかで気品もあってね」
「淑女だろ」
「あんないい人いないと思うよ」
「だったらいいだろ」
友人もワインを飲みながら笑顔で言う。
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