2話 かわいいは正義、異議は認めん
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「かといって別の大陸から流されてきたとしたら距離的にはかなりおかしいニャ、いくらなんでも自然にも限度があるし・・・」
モモカ「・・・その、実は船から落とされた直後ある強い光を目にしたんです」
ニャン「強い光?」
モモカ「はい、信じられないと思いますが・・・それを見た直後には気を失ったのですが・・・私の予想だとその強い光によってまったく別の場所に跳ばされたのだと思います」
ニャン「むぅ・・・たしかに不思議だニャ、強い光、か・・・」
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タロー「強い光?」
モモカ「はい・・・その、何か心当たりは・・・」
ニャン「・・・タローどの」
タロー「あー・・・実はだな・・・そんな体験したヤツがうちにいるんだよなー」ナデナデ
モモカ「っ!ほ、本当ですか!!?」
タロー「あぁ、ただちょっと言いにくいんだがなー・・・なんというか・・・」
モモカ「?どんな人なんですか?」
タロー「そのなー・・・聞いてびっくりすると思うけど・・・」
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ユクモ村
村長「ギラファ様、ドスジャギィを退治していただき、本当にありがとうございます。ささやかなものですがこれを受け取ってください」報酬金
ギラファ「あぁ」
村長「さて、ここに来てしばらくたちますがお仕事のほうはいかがですか?」
ギラファ「なかなか悪くないモノだ、魔物・・・いや、ここのモンスターは私のいたところよりもずっと活きがいい、それにここもだが渓流というところは環境が整っている、ここまでよい場所はなかなか見ないな」
村長「そうでしたか、そのような言葉をもらえるなんてまことにありがたい限りです。どうかこれからも気をつけて狩りに行ってくださいませ」
少しだけ村長と会話して加工屋に向かう私、たしかにしばらくたつが魔王様は今頃なにをしているのだろうか・・・?
勇者一行を倒して世界を制服したのだろうか、もしくは倒されてしまったか・・・
加工屋「おう、褐色の嬢ちゃん!ドスジャギィを討伐したんだってなぁ!よかったら防具作ってみねぇかぁ?」
ギラファ「あぁ、そのつもりできた」
加工屋「任せろぃ!ちょうどなにもすることがなかったからウズウズしてたんでぃ!明日には全部仕上がってるから待ってろぃ!」
加工屋に素材を預ける私、ひとつ気になったところが。
ギラファ「ここの大陸の鍛冶は見た目に合わずかなりの内部構成だな」
加工屋「そりゃあおまえ、ただでさえ巨大なモンスターに立ち向かうんだぃ!だから武器も巨大なものに仕上げるため
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