第140話
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「猛き焔よ、汝に触れし者全てを滅さん――――エクスプロード!!」
メルディの昌術による攻撃が終わるとキールが発動した昌術によって発生した大火球が敵に襲い掛かって炎の大爆発を起こして敵を上空へと打ちあげた。
「……………!」
「くっ!?」
「「キャッ!?」」
一方上空に打ち上げられた敵はクラフト―――鳳凰天駆で後方から援護や攻撃をしていたキールやメルディ、クローゼに反撃を叩き込み
「――――――!」
「ぐっ!?」
「あうっ!?」
「くはっ!?」
「「キャッ!?」」
続けてクラフト―――緋凰絶炎衝で敵陣を駆け抜けてレイス達全員に大ダメージを与えた。
「………………」
そして敵は大技を放つ為に剣に凄まじいエネルギーを集束し始めた!
「なっ!?まさかあれは……!」
「はいな!偽物のリッド、”極光剣”を放つつもりだな!」
敵の大技に見覚えがあるキールは信じられない表情で声を上げ、メルディは真剣な表情で仲間達に警告した。
「―――クローディア、それにファラ達も下がっていてくれ。”極光術”に対抗できるのは”極光術”だ。」
「お兄様………」
「え………ま、待って……!レイスは全ての”真の極光術”を扱えるリッドと違って”極光壁”しか使えないんでしょう!?これじゃあ、あの時と……バリル城の時と一緒の結果になってしまうよ……!」
その時レイスが仲間達を庇うかのように仲間達の前に出て細剣を構え、レイスの行動をクローゼは心配そうな表情で見守り、ある事に気づいてかつての出来事を思い出したファラは表情を青褪めさせ、悲痛そうな表情で声を上げた。
「心配は無用だ、ファラ。あれから成長した君達のように私も成長している証拠を今ここで見せてあげるよ。」
ファラの心配に対してレイスは優し気な微笑みを浮かべて返した後細剣を構えて敵同様凄まじいエネルギーを集束し始め、そしてそれぞれの凄まじいエネルギーを集束し終えた二人は同時に大技を放った!
「―――――――!」
「我が内なる力を知れ!!己が無力を知れ!!極光剣――――――ッ!!」
敵とレイスが同時に放った”真の極光術”の一つ――――極光剣は最後の一撃がぶつかり合った瞬間、大爆発を起こして敵とレイス、それぞれをふっ飛ばした!
「グッ………!?」
「お兄様……!」
「レイス、大丈夫!?」
大爆発によってふっ飛ばされて地面に叩き付けられて呻き声を上げたレイスの様子を見たクローゼとファラはそれぞれ血相を変えてレイスに駆け寄った。
「私は大丈夫だ………それよりも、今の内に”グリモア”に止めを……!」
「今、治療しますから無理をして立ち上が
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ