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魔法少女リリカルなのはVivid ーオーブ列伝ー
第13話 幻でも
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オーブは体を光らせて大地のカードを使用した。

[ウルトラマンオーブフォトンビクトリウム!]

オーブはフォトンビクトリウムに姿を変えた。

「ウオッシャ!」

オーブは両腕の力で攻撃を仕掛けた。

しかしカオスオブモンスには全く効いていなかった。

「フォトリウムナックル!!」

オーブは片手に力を込めて最大パワーで殴った。

巨大な爆風が起きた。

だがカオスオブモンスはそれでも無傷でいた。

オーブは爆風と共に姿を消していた。

「ガイ、どこだ?どこだ〜!!」

カオスオブモンスはそう大声で叫んだ。


ーーーアリムスの森の奥ーーー


ガイはふらふらになりながら木の下で背中を預けた。

「ん?」

ガイは誰かの気配を感じた。

それは鎧の姿のオリヴィエだった。

「オリヴィエ」

ガイは片手をオリヴィエに差し出した。

オリヴィエはガイの片手に何かを持たせた。

それはウルトラ戦士のカードだが絵は何も描かれていなかった。

「これは?」

ガイはそれをじっと見た。

「貴方自身よ」

そうオリヴィエの姿はヴィヴィオに変わっていた。

「ヴィヴィオ?」

ガイはヴィヴィオをじっと見た。

「戻って来てガイさん、私はありのまま貴方を受け入れる!」

ヴィヴィオはそう言って姿を消した。


ーーーミッド大学病院ーーー


ヴィヴィオは眠りに入り夢を見ていた。

それは自分のモデルになったオリヴィエだった。

「貴女は彼の側に居てあげて下さい」

そう言ってオリヴィエは姿を消した。



そしてヴィヴィオに近づく闇の剣士がゆっくりとヴィヴィオに迫っていた。


続く
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