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特別号 密着取材!ひーちゃんの秘密に迫る
おまけ

[8]前話
【数日後】


京悟「オイ…いくらなんでもこいつァ…」

龍斗<友>

京悟「俺が悪かったッて!勘弁してくれよひーちゃん…」

龍斗<冷>

京悟「お、鬼かお前は!」

九角「あっはっは!鬼もここまではさせんだろうな!」

九桐「むう…俺は宗教上の理由でこういう装いは…」

桔梗「お前破戒僧だろ」

澳継「ぷぷッ!この頭飾りなんてハゲにぴったりじゃねェか」

九桐「お前には負けるさ!アッハッハ!」

澳継「ぶッ殺す!」

桔梗「ハァ…餓鬼だねェ」



們天丸「龍々こういうんはなァ…かわええ女の子が着てこそ意味があってやなァ」

真那「們ちゃんエエ加減に観念せェや。里の親御さんが泣いとるで?」

們天丸「こんな格好してる方が泣かれるッちゅうねん!」

真那「そら笑い泣きするやろなッ!にゃははッ!」

梅月「さ、流石にこれは…」

們天丸「なんやァ?梅月はんも今更嫌言うんかい」

們天丸「真由はんもゲンメツ…」

梅月「着ればいいんだろ!」

們天丸「それでこそ梅月はんや!よッ色男!」


火邑「漢に二言はねェ!見せてやるぜ俺様の生き様をよォ!」

嵐王「ならば儂がその生き様とやらを永久に残してやろう」

嵐王「新しいからくりの実験台にちょうど良い」

火邑「お、漢に二言はねェーーー!!」




【数時間後】


ガラガラ「こんちわー!今やってるー?」


「「「「らっしゃーいッ!」」」」


杏子「ぶっ!!アッハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」

メイド服を着た京悟「笑いたきゃ好きなだけ笑えッてんだ!」

杏子「アハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

京悟「笑い過ぎだバカヤローッ!!」

杏子「ハゲ頭にッ、き、綺麗にすっぽりはまってッ!!ァッハハハハハハハハハハハハ!!!」


メイド服を着た九桐「……………」


メイド服を着た們天丸「ご注文はー?」


メイド服を着た梅月「く、屈辱だ…」



杏子「なによその花柄の眼帯ッ!もう片方は俳句の先生じゃない!も〜笑い殺す気?!」

們天丸「わいらなんてまだマシな方や……そらトドメが来るで」

杏子「?」


メイド服を着た火邑「お客様ァッ!お水をお持ちしましたァッ!!」


杏子「」

京悟「笑い過ぎて痙攣してやがる、ざまァ見やがれってんだ」

店主「うちはもう終いだァ…」





翌日、嵐王のからくりによる「写真」付の号外はこれまでにない売り上げを見せたという

そして蕎麦屋には次はいつやるのかと客が殺到し、後の冥土喫茶が誕生した



<完>


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