95部分:TURN9 ドクツ動くその十
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に霍乱しながら攻撃するんだね」
「打ち合わせ通り」
「そうしてくれ。いいな」
マンシュタインは腕を組んだ姿勢で強い声で答えた。
「それでな」
「わかってるよ。じゃあ早速な」
「動くとしますか」
「この戦い、我が新生ドクツの初陣だ」
マンシュタインは重く低い、バスの声で言った。
「完勝する。わかったな」
「よし、では戦争開始だ」
「派手にやるぜ」
ドイツとプロイセンが応えてだ。そのうえでだ。
前から来るポッポーランド艦隊に照準を合わせた。
「全艦隊照準定めました」
「わかった」
マンシュタインは艦橋の部下の言葉に頷いた。そしてだ。今こう命じたのだった。
「一斉射撃!撃てーーーーーーーーっ!」
この言葉と共にだ。ドクツ軍から無数の光の帯が放たれた。
それは瞬時にポッポーランド軍を撃った。忽ち彼等の艦隊は次々に炎に包まれ多くの艦が吹き飛ばされ真っ二つになる。それを見てだ。
司令官は唖然としながらだ。艦橋でこう言った。
「何っ、まさか!」
「はい、ドクツ軍の総攻撃です!」
「今来ました!」
「それが我が軍を撃ってきました」
「かなりの艦艇が撃沈、大破しました!」
「あの距離からか!」
司令官は唖然としたまま叫んだ。
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