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魔法少女リリカルなのは 絆を奪いし神とその神に選ばれた少年
真・四十七話 少女の覚悟
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そこにいたのはクロノ達。中にはるいやフェイト、アリシア、はやてもいる。はやての守護騎士達もだ。
「な、なんでアリサとすずかが戦ってるの……?」
「それに、あの剣デバイスじゃない……?」
「あ、アリサすずか。その剣、何……?」
「っ、でぇい!!」
「はぁっ!!」
あたしとすずかは一瞬だけ顔を見合わせると、それぞれ剣で敵を弾き意識を失っている全の傍まで後退する。
「手短に聞くわ。皆は、全の敵?」
「て、敵って……いや、状況がわからない以上どっちの味方も出来ない。せめて何で聖達と君たちが戦っているのかを聞きたい。それと聖、君が勝手な報告をして一個大隊を動かした件、後でじっくり聞かせてもらうぞ」
「何を言ってるんだ?あいつがなのはを襲ったのが悪いんだろ?」
「だから、それはまだ確定はしていないだろう!君は橘が犯人だと断定していた!確かな証拠もないのにだ!!」
そして次に聖が発した言葉にその場にいた全員が絶句する。
「ああ、もううるさいな!!僕がそうだと言ったらそうなんだよ!!!」
………………………なるほど、これが聖の本性って訳ね。
《ああ、あれがあいつの本性だろうな。自分の意見が正しい。他の意見は間違い。そんな所だろ》
あたしに宿る神であるアーポロがそう言う。じゃあ、今まであいつは仮面を被ってたって事ね。
「お前、自分が言っている事の意味を分かっているのか、聖。それは押し付けというんだぞ」
「押し付けじゃないよ、橘は自作自演をして皆を騙していたんだ。そんな奴を許せるのか?」
「だから、それが証明出来る証拠がない。それとも彼のこれまでの言動が証拠だとでも?まず過去の彼と今の彼は明らかに違うだろう」
「だとしても、それまでそうだったという事は残っているだろう。だったら信用は出来ない。」
「でも……」
「みんなは橘の味方をするのか?だったら……橘がいなくなれば僕の味方してくれるよねぇ!!!!」
聖はそう言うと、即座に魔力弾を生成。一瞬の内に放つ。それには警戒していたあたしとすずかも虚を衝かれ、攻撃を許してしまった。
「しまっ!」
「全君っ!」
あたしとすずかが急いで魔力弾を無力化しようとするが、一瞬敵わず剣は空を斬る。
そのまま魔力弾は全に当たりその身を焦がす……
事
(
・
)
は
(
・
)
な
(
・
)
か
(
・
)
っ
(
・
)
た
(
・
)
。
「はぁ!!」
全の前に唐突に表れた人物の振るった一閃が魔力弾を一刀両断したからだ。
しかし、この場にいる全員その人物がここにいる事よりもその人物が持って
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