第27話 太陽の娘
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
は……はしゃぐ気持ちは分かるけど僕たちはまだ見習いだから調子にのるのは良くないよ」
「今日くらいいいじゃない、憧れていた遊撃士にやっとなれたんだから!」
「……そうだね、今日くらいはいいよね」
「そうよ、もっとパーッと喜ばないと!」
でもようやくあたしも遊撃士になれたのね。これは早くお父さんに報告しなくちゃいけないわね。
あたしたちはシェラ姉にお礼を言ってギルドの外に出るとルックとパットの二人に出会った。二人はこの街に住んでいる子供であたしたちの知り合いでもある。でもなんでかルックはあたしによくつっかかってくるのよね、パットは素直でいい子なのにどうしてああも違うのかしら。
「ルックったらどうしていつもつっかかってくるのかしら?あたし、嫌われてるのかなぁ…」
「いや、むしろ逆だと思うよ」
「え、どうして?」
「まあ男の子にはそういうこともあるのさ」
そういえば二人は秘密基地に行くって言ってたわね、町の外には魔獣もいるしあんまり危ない事をしてないといいんだけど……まあ大丈夫よね。
あたしは二人がちょっと心配だったけど取りあえず今は家に帰ることにした。
「エステル!ヨシュア!」
その時だった、誰かに呼ばれたので振り返ってみるとアイナさんが何やら慌てた様子で走ってきた。
「あれ、アイナさん?」
「どうかしたんですか?やけに慌ててますが…」
「少し面倒なことになったの?」
「面倒なこと?」
アイナさんの話によるとルックとパットの二人が北の郊外にある翡翠の塔と呼ばれる場所に向かったらしい。翡翠の塔は魔獣の住処になっているという話があるので幼い二人には危険な場所だ。しかしシェラ姉は他の仕事でいないためアイナさんは父さんに保護をお願いしに行くところだったらしい。
「アイナさん、あたしたちが先に翡翠の塔に行きます!」
「でも貴方たちは今日資格をとったばかりだし……」
「いえアイナさん、ここはエステルのいう通りです。二人にはさっき会ったばかりですから急げば塔につく前に追いつけるかも知れません」
「……わかったわ、責任は私が持ちます。遊撃士協会からの緊急要請よ、一刻も早く子供たちの安全を確保して」
「了解!」
アイナさんは父さんを呼びに行きあたしたちはマルガ山道を通って翡翠の塔を目指した。
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
「翡翠の塔まで来たけどここまで来るときに二人は見なかったわね」
「ああ、どうやら少し遅かったようだ。きっと二人はもう塔の中に入っていると思う」
「大変じゃない!?急がないと!」
あたしたちは二人を探しに翡翠の塔に入る、初めて中に入ったけどけっこう広いわね
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ