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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
序章〜全ての始まり、守護者の刃〜
第2章 融合世界!昭和ライダー
第36話『10号誕生!異変を砕け』
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「ついに来たか。」
「ZXの世界ですか?」
「ああ。正しくは『10号誕生!仮面ライダー全員集合』の世界だけど。」
「あれ?これまでと何か違う。」
「ああ。元々ZXは仮面ライダーの放送休止中に子供向け雑誌で展開されていた仮面ライダーで、ZXが初めてテレビに出たのはお正月の特番放送の時だった。今まで昭和ライダーの世界を破壊するために使用していた時空破断システムは、この時に出た兵器で、対処物質を歪曲させながら完全消滅させる極めて危険な兵器で、それを破壊するために仮面ライダーが全員集まるという話だ。そして、ZXを改造したバダン帝国は仮面ライダーがかつて戦ったショッカーからジンドグマまでの組織の残党が集まった組織という設定ができた。」
「それじゃあ、雅さんの今回の仕事はその時空破断システムを破壊することですか?」
「ああ。昭和ライダーの世界でソウルライドが発動せずに移動できたのは、きっと世界が繋がっているからだったのだと、今では思える。それじゃあ、僕は今から行ってくる。みんなは待っていて。」
「任せて下さい!」
圭一に見送られて、雅は出て行く。

雅がマシンディローダーを走らせて少し経ち、崖道に着くと、時空破断システムの起動に必要なバダンニウム84をめぐって、バダン帝国の戦闘員、コンバットロイドとV3、ライダーマン、スーパー1の三人の仮面ライダーが戦っていた。
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「皆さん、僕も参戦します!変身!」
雅はディロードに変身し、コンバットロイドを攻撃してゆく。
「雅君!来てくれたのか!」
V3が反応し、戦いながら戦況を説明する。
「なるほど、分かりました。ありがとうございます。」
【ATTACK RIDE-SLASH-】
「ハァッ!」
ディロードはロードスラスターによる斬?でコンバットロイドを全滅させ、バダンニウム84に近づくが、
「そこまでだ!バダンの改造人間!」
四人の仮面ライダーは何者からか爆撃を受けて振り向くと、そこにはバダン帝国に改造されたが、洗脳が解除されて自力で脱出したパーフェクトサイボーグ、ZXがいた。
「待て!話を聞いてくれ!」
スーパー1がZXを落ち着かせようとするが、
「問答無用!マイクロチェーン!」
ZXは話に応じず、電磁鞭をライダーマンに絡めて電流を流す。
「ライダーマン!」
V3が叫び、三人でZXに近づこうとするが、
「衝撃集中爆弾!」
間接部に装着されている爆弾を三人に投げつける。
「危ない!」
ディロードはV3とスーパー1に当たらないようにその身で全ての爆撃を受ける。
「大丈夫か、ディロード!」
スーパー1の言葉を聞き、ZXは止まる。
「バダンにそんな名前の改造人間はいない。君たちは一体?」
「我々は人類に自由と平和の為に戦う正義の味
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