暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
80部分:TURN8 レーティア=アドルフその四
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
が国家達を引き連れて進む左右でだ。兵士達が右手を掲げた敬礼で迎えそしてだった。
「ジークハイル!」
「ジークハイル!」
 口々にこう叫ぶ。そしてだ。
「ドクツ第三帝国万歳!」
「総統閣下に栄光あれ!」
 こうした声があがる。その中にはドクツの名のある提督達もいる。
 少女はワーグナーの壮麗な音楽の中を進みそのうえで。
 用意された台に登る。その彼女を見てだ。
 臨席する各国の外交官達、そして報道陣がだ。こう口々に囁いた。
「出て来たな」
「ああ、レーティア=アドルフ総統」
「ドクツ第三帝国の総統にして稀代の天才だな」
「グレシア=ゲッペルス宣伝相も一緒だな」
 黒髪の美女も見てだ。彼等は話すのだった。
 撮影のカメラのフラッシュがその金髪の少女レーティア=アドルフを照らす。そして。
 その彼女を見ながらだ。外交官もマスコミ関係者達も話すのだった。
「二年とはな」
「そうだな。総統になって僅か二年だったな」
「選挙に出たのが三年前」
「ファンシズムに乗って一年でこの国の総統になってだ」
 このだ。ドクツのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ