第17話 日ソ不可侵条約 ターン17
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「まったく……私生活にだらしない長官から悪影響を受けるからだ。
まさか東郷より先に帝直々のお叱りを受けることになるとは……
ま、ありがたくお言葉を頂戴するのだな」
「おいおい。俺は何もしてないぞ。……やれやれ、総長もご愁傷様」
そう言って三人の長官が御前会議会場から去っていく。
「それで……帝が私に問いだしたいこととは?」
帝ちゃんをオカズにした薄い本を買ったのがバレたら不敬罪になるのだろうか
……粛正の覚悟を決めて問いかける。
「は、はい。それは……ですね」
帝ちゃんが口ごもる。どうやら言い出し難いことのようだ。
……もしかしてアレか。
無理やりさせられた女装姿が明石大佐に撮影されてたとか??ヤメテ。
「遠慮はいりません。(辱められる) 覚悟はできています」
「え? いや、貴方が覚悟するような話ではないのだけど……」
「え? そうなんですか?」 安堵のため息を漏らす。
「ふふふ、相変わらず可愛いですね」
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン カワイイ ハ ヨケイダ
「そんな伏見ちゃんが、
利古里ちゃんという素敵な婚約者がいるにも関わらず、
複数の女性と関係を持っていると聞きましたが?」
えっ? 帝ちゃんの下まで、そんな下賤な噂(事実です)が報告されてるわけ?
ぶっちゃけ、やましいことだらけではあるので、堂々と肯定するのも躊躇いがある。
「責めるつもりはありませんよ。
婚約者である利古里ちゃんが公認していることも知ってますから」
「東郷ほど沢山の女性と付き合っているわけではないそうですが、
女性を食事に誘ったり、利古里ちゃんとは休日にデートしたりしているそうですね?」
「は、はい」
東郷長官のように手当たり次第にナンパというわけじゃないけど(;´▽`A``
「やはり……(ムネノサイズガオオキイオンナノコ)…が好みなのでしょうか?」
「え?(食事の)好みはありませんけど」 声が小さくて聞こえなかった
「ほっ、そうですか。では……どうしてですか?」
「どうして……とは?」
「だ、だから、どうして私には声をかけてくださらないのですか?」
「……は?」
「わ、私では駄目なんですか? 女の子として魅力ありませんか?」
「え、えっと……」
好感度は少しずつ上げてるつもりだったけど、
こんな序盤に帝ちゃんからのアプローチイベントがあったっけ?(うろ覚え)
「私だってデートとか憧れてたのに……
利古里ちゃんに相談したら、帝であれば反対ありませんって言ってくれたから……
きっと伏見の方から誘ってくれると期待して待ってたのに……酷い」
僕は利古里ちゃんから、そんな話は一
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