第三十七話 盗賊と義侠の差
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バーナビー・コステア
昨日捕虜にと港に届いた救恤品だが、調べると中に463年物のビンテージワインが入っていた、
調べると1本2000ディナールだ。
此はチャンスだ今まで散々公金をチョロまかして貯めた金が360万だ、
しかしこのワインは裏取引でも5540万ディナールになる、
俺の貯めた10倍以上だ、こんなチャンスはない旨く出来ないか。
そうだ未だジェニングス達は知らん、知っているのは横流しの仲間だけだ半分を抜いて2人で1本にすれば2290万ディナールだ、行けるいけるぞ。
こんなチンケな収容所からもおさらばできる、さっさと退職してフェザーンにでも逃げればいい。
よしやるぞ。
2月4日
■タナトス星系惑星エコニア捕虜収容所 クリストフ・フォン・ケーフェンヒラー
なにやら、皇帝陛下から儂等に救恤品が送られて来た。
懐かしい物ばかりだが、良い思い出もない物も多い、
ワインは463年物かこの年はティアマト会戦から27年の物か、
皇帝陛下は何をしたいのやら、いきなりの事だがプレスブルグは感動して居るがな。
『皇帝陛下は我々をお見捨てにならない』と言っておったわ。
なにかするつもりか。面白い事がおきそうだ。
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やっぱりやった同盟、ご都合主義じゃなく原作でもやりそうですからね。
ワインの値段はフランスワインの15年物値段が二万円ぐらいでしたので、流通のない同盟では10倍ぐらいに跳ね上がるのではと、値段きめました。
よくでる秘蔵の410年物だいたい80年前物だけど
フランスワインだと1本70万以上するみたいですね。
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