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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十話 機動六課のある休日 3
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事故現場へ向かったアスカ。
そこでアスカは忌まわしい物を発見する。
そこに現れる、同僚とそっくりの女性。
事件は大きく動き出す。
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります。
outside
現場にたどり着いたアスカは、素早く状況を確認する。
事故そのものは大した物ではなかった。
小型トラックが横転して荷物が散乱しているが、運転手に大きな怪我はなかった。
だが……
「ひいぃぃぃぃぃぃ!」
運転手は何かに怯えたように頭を抱えて震えている。
「どうしたんですか?落ち着いてください」
現場検証はデュークが行うので、アスカは運転手を頼むと言われたのだが、まったく話にならない。
いったい、何に怯えているのだろうか?
「へ、変な機械が急に、お、襲ってきて、そ、そしたら荷物が、ば、爆発した!」
意味不明な言葉に、アスカは顔をしかめる。
(クスリでもやってるんじゃないだろうな……)
どうしたものかと考えていた時、アスカはデュークに呼ばれた。
「アスカ、ちょっと来てくれ。妙な遺留品がある」
「妙な遺留品?」
はっきりとしないデュークの物言いに、アスカがそこに行く。
「こいつなんだが……何に見える?」
デュークが指した物を見たアスカの目がつり上がる。
それは訓練でよく相手にし、ホテルアグスタではその数に苦戦を強いられた敵だった。
6機のそれは、ひしゃげたように歪んでスパークしている。
「大至急、地下高速を全面閉鎖しろ!この一件は交通管理局から機動六課に移管する!」
「な……急になんだよ、アスカ?」
顔つきが一変したアスカに、デュークが戸惑う。
「AMF搭載魔導兵器、ガジェットドローン1型。聞いたことぐらいはあんだろ?それだ」
苦々しい思いで、アスカはガジェットの残骸を睨む。
「こいつが!?だけどよ、破壊されてるぜ?」
デュークの言うとおり、ガジェットは何か強い力を受けて破壊されている。
「って事はだ。コイツを破壊できるだけの実力のある魔導師が近くにいるかもしれないって事だ。管理局が絡んでいるなら、何らかの連絡が入るだろ?」
緊張したような声を出すアスカ。
もし敵だとしたら、スカリエッティ以外の第三勢力がいる事になる。
「連絡がないって事は……敵の可能性もあるって事か?」
「分からないけどな。この辺の管理局への連絡は?」
一人ではマズイ。アスカはそう判断した。
デュークも一応は魔導師だが、怪我が原因で前線からは退いている。
戦力としては期待できない。
「さっき返答があった。近くに一人、陸曹がい
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