70部分:TURN7 捕虜の処遇と処罰その四
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それは本当に」
「そういうことです。人も国家もそれぞれ違います」
「では共有主義になったとしても」
「個性は消せません」
日本ははっきりとだ。リンファに対して答えた。
「むしろ消そうとすればです」
「ラーゲリですか」
「ああなると思います」
「・・・・・・そうですか」
リンファは俯いた。そのうえでだ。
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