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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第646話】
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夕食時に何て話になってるのやらと思っていると織斑先生の一喝が飛ぶ。
「静かにしろバカ者共! 胸の大きさなど個々の体格や育ちで違うものだ! そんな外面だけで勝負せず中身で勝負しろ!」
ごもっともな内容に頷く一同――一年生生徒が全員集まったところで、山田先生が――。
「皆集まりましたねー。 では、手を合わせて――いただきます」
「「いただきまーす」」
夕食が始まり、修学旅行最後の晩餐が始まった――。
その一方、遠く離れたフランスではコスモスの現搭乗者であるシャルリーヌ・デュノアが機体の第三世代兵器の稼働実践を行っていた。
コスモス周囲に浮かぶタレットから放たれる実弾は全て受け流され、壁や地面に着弾して爆ぜていく。
有坂真理亜が開発した実弾迎撃システムとは違うエネルギー・シールド型の第三世代兵器《花弁の装い(ル・ブクリエ・デ・ペタラ)》。
一通りの対弾性能テストを終えたシャルリーヌ・デュノアはコスモスの装着を解除し、着地した。
ブロンドのロングヘアーに大きなつり目、その瞳は蒼く染まり、白と蒼を基調としたISスーツがその身を包み込んでいた。
「ふぅ……。 コスモスの力なら……姉さんを超えられる……!」
机に置いてあった飲料水を一口飲む――身体から失われた水分が全身に行き渡り、疲労を回復させた。
「コスモスは僕の物だよ。 ……シャルロット姉さんには、渡さない……!」
蒼い瞳に闘志の炎が燃え上がる――コスモスはただただ悲しく鎮座している様にも見えた。
イギリスではダイヴ・トゥ・ブルー搭載予定の武装テストをイギリス代表であるマチルダ・フェネット自身が行っていた。
ブルー・ティアーズと同時期に試作されたテスト機【レゾナンス・ティアーズ】。
ダイヴ・トゥ・ブルーに搭載予定のビットを有線式にして目標に対してオールレンジ攻撃を行う。
着弾と同時に爆ぜる目標、破片が空を舞うと追撃と謂わんばかりに空中魚雷を斉射――激しい爆発に飲まれ、破片は塵となって消えていった。
「武装テストはここまでにしておこうか。 ……しかし、私にも適性があれば有線式等にしなくても良いのだがな」
けたたましく有線が巻き取られ、アリーナにビットの接続音が鳴り響いた。
BT適性22――低すぎる数値故にろくに扱えないビットを有線式にした事で擬似的にオールレンジ攻撃を可能にはしている。
このビットはあくまでもダイヴ・トゥ・ブルー搭載予定の物、本来の物はここまでの出力もない。
そして、マチルダ・フェネット自身の適性も低いためBT粒子を用いたライフルの搭載は叶わなかった。
だがそれでも彼女がイギリス――グレ
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