幕間08 許嫁の陸軍長官からお礼に何でもするって言われたので
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ょっと申し訳ないと感じながらも……気が済むまでキスを続けた。
唇を離す頃には、利古里ちゃんの面差しはすっかりとろけてしまっていた。
眉尻はちからなくさがり、瞳は潤んで、顔は先ほどよりも真っ赤に染まっている。
繰り返される荒い呼吸で、華奢な肩と豊かな胸が上下していた。
自分以外、誰も見たことのないであろう陸軍長官の表情に身体が熱くなる。
衣服越しに彼女の臀部を優しく撫でた。お尻のなめらかな曲線が手に心地好い。
乳房や腰のラインもそうだが、彼女の身体に宿る美しい曲線は、
軍人として鍛えられた部分と、女の子の柔らかな触感の両方を堪能することができる至高の存在だ。
いつまでも触っていたい気分になってしまう。そうやって撫でていると気恥ずかしげに漏らす声が聞こえる。
「あっ、ばかっ、そこは……やめろっ……お願い……」
「触るのもダメ?」「……ダメじゃないが……ああっ」
許可も下りたのでスカートの裾から手を入れて下着越しに臀部を撫でる。
先程よりももっと直接的に掌に柔らかく乳房の触り心地にも似たなめらかな触感が伝わってくる。
ふとももにも手を這わせ、とくに柔らかい内腿を重点的に愛撫すると、
くすぐったいのか、それとも感じるのか、婚約者が腰を揺らす。唾液を飲み込んで手を膣に伸ばした。
「んっ、あっ、……は、恥ずかしい……」
「恥ずかしがってる利古里ちゃんはとても魅力的だね。ちょっぴり虐めたくなるかも」
下着越しに指の腹でそこを擦ると、利古里ちゃんの腿がびくりと反応する。
布越しに陰部の柔らかさが感じられた。
難攻不落の陸軍長官の過敏な箇所が、下着という、この薄い布一枚でしか守られていないのだ。
そんな危うい事実に、どうしようもなく煽られて、僕の戦艦が機動してしまう。
指先で膣を弄ると、利古里ちゃんが懸命に声を抑えながらも身をよじった。
声が漏れるのが恥ずかしいのか手で口を塞いではいるが、それでも彼女の呼吸が乱れているのが伝わってくる。
健気に喘ぎを抑えている様は僕の悪戯心を刺激した。
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