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ヴァンガードG ネクステージジェネレーション Re:start
Turn:23 戦士の挽歌
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ギョッとなる
「あ、あのさ、ミツキどうしたの?」
「ハンターに捕まって一気に大量のポイントをロストしたのよ、私は気にしなくていいって言ったんだけど………」
「確かに、それがなければ上位に入れたかもな」
「ちなみに一位はどのチームなんだ?」
「え?えっと………ブラックルーラーだな、うわっ、見ろよポイントの量」
「マジか!これだけ持ってんならブラックルーラーはハンター倒してるんじゃねえか?」
「二位のエドラリッターってチームもすごいよ、このチームもハンター倒してるかも」
「あ、それ去年の優勝チームだぜ」
「へえ、すげえやつがいっぱいいるんだな」
「ちょっとタツマ、あんまり余計なこと言わない方が………あぁ、ほら」
ミライが宥めるもすでに遅く
「どうせわたしは負けちゃいましたよ〜だ」
ミツキはテーブルの隅で完全にいじけてしまった
「お、おい、大丈夫か………何をいじけてんだ?」
心配してタツマがそばによると
「タツマさんの………ばかー!」
「いってぇ!」
いきなり起き上がったミツキが涙目になりながらタツマの顔面めがけて拳を振るった
「あーあ」
「今のはタツマが悪い」
「あっはっは、やっぱ面白い〜!」
なお、ミツキはモデルのほかにフェンシングもやっており同年代の女の子より力があることを追記しておく
くっきりと残った拳の跡を光らせながら午後のファイトに挑むタツマ
「黒炎をまとう者 オグマでアタック」
渦を巻いた黒炎がオグマを中心にして迫ってくる
「あの顔どうしたのかしら?」
観客席でコロッケパンを食べながら首を傾げるトコハ
「がんばれたっつーん!」
「エヴァンジェリンでアタック!」
午前の失態を取り返すべくミツキも奮闘していた
若干しかめっ面でご機嫌斜めに見えるのは気のせいだろう………たぶん
ミライたちが躓いてしまったことに驚きを隠せないカズヤ
改めてこの大会のレベルの高さを実感しつつあたりを警戒していると
「あつ!」
ファイカの警告が鳴る
近くにいるファイターを確認してみると同じようにファイカを確認するユキナの姿
「あんたは?」
「チームクロニクルハーツ、美浜ユキナよ」
「クロニクルハーツ………さっき見た時確か3位に入ってたな」
ユキナの所属を聞いて先ほど見た順位表を思い出すカズヤ
「チームクラッシュチャージのリーダー、星野カズヤだ、悪いけど、こんなところで躓くわけにはいかないんだ」
「それは私も同じ、このデッキに誓って、負けるわけにはいかない」
「だから、悪気はなかったって言ってんだろ」
一度合流してポイントの確認をするミライたち
ミツキはまだ先ほどのことを怒っていた
「そりゃあ、タツマさんの性格からしてわざとじゃないのはわかってるけど、にしたってデリカシー
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