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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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ン「リン・ヤオと〜」
シレーナ「…シレーナ……リ…ブス…の…」
リン&シレーナ「3分クッキング〜(……キング…)」
なんか知らんが料理番組が始まった…。
リン「シレーナ先先。
今日作る料理はなんですカ?」
シレーナ「……闘蛇…の…丸ごと…煮…です…。」
リン「はい。とゆうことで用意するのはお鍋と闘蛇と塩とコンソメでス。」
シレーナ「…まず…闘蛇の…毛皮を……はがしま…」
ブルース「はがさせるかぁぁぁぁ!!!」
シレーナ先生が闘蛇の毛皮をはがそうとしたらいきなり闘蛇もといブルースが暴れ出した!
さっきまでまな板の上でいい子にしていたのに!!
そしてそれをエドが遠目で、
エド「なにやってんだ…、おまえら……。」
みながらリン達に向かっていった。
リンは「照れるなぁ〜」と言う感じの動作で、
リン「いやぁ〜、最近シリアスな感じばかりだったしボケ担当のレンリが居ないから、ここはオレ達がボケるしかないかなぁ〜とナ?」
シレーナ「……うん…。」
言い、シレーナも「そうなんです。」と言う感じの顔で答える。
エドが「お前らなぁ〜」と呆れていたその時、
『ガサッ』
後ろから気がこすれる音がした。
全員バッと後ろを向く。
シャオメイ「ハッ…!」
リン「…………!」
アル「どうしたの…?」
振り向いた先には一匹の黒い犬が赤い目でエド達の方を見ていた。
アルト「……犬…?」
犬?「止まれ、グラトニー。」
グラトニー「グァ?」
エド「しゃ、喋った?!」
不審な犬が喋ったことに皆驚いていると犬は、
犬?「やぁ、久しぶりだねねぇ〜。
鋼のおチビさん。」
と言いながら犬?はエンヴィの姿に変身した。
リン「さっきも気配を感じたぞ。
中に何人いる? ホムンクルス!」
エンヴィ「…………。
お前だなぁ〜、ラースと切り結んだという小僧はぁ〜。」
リン「小僧とはなんダ?! 俺はシンの国第十二支その名も…!」
エンヴィ「…飲んでよし。」
リン「たはぁぁぁ! 待て待て!」
レンリ「…アホ。」
エンヴィに馬鹿にされ格好よく自分の名前を言おうとしたリンだったが、それは悲しくも無理に終わって、グラトニーに追いかけられる。
そんなリンをレンリはめっちゃ冷めた目で見る。
走っていくリンの後姿を見た後、エドとアルは顔を見合わせ、
エド「なるほど…。」
アル「僕ら兄妹には手出しが出来ないみたいだね?」
エド「だったら…」
と言った直後エド逃げてきたリンとグラトニーの間に大きな壁を作った。
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