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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第十二章 森の番人
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けようとした私を誰かが呼び止めた。
振り返るとそこには……













〜レンリside〜終





レンリとリンが小屋から少し離れたところで話をしていたその頃、
小屋では「ロイ・マスタング」という名を聞いた途端グラトニーが暴れ出していた。
リザ「大佐!ご無事ですか?!」
グラトニー「グワァァァァ!!ロイ・マスタングゥゥゥ!!」
何かに抉られたかのような小屋に銃を持って近付いたリザの前に、お腹がバッ栗われて大きな牙が生えていて少し前と見た目が全然違うグラトニーが姿を現した。
リザが銃を向けグラトニーを打とうとしたその時!
グラトニー「グアァァァァ」
グラトニーが腹の中から何かをだしで、銃弾をすべて吸い取った。
『ガタガタン』
リザ「…ッ!1」
何かが崩れる音がしリザが銃口を向けると、そこにはがれきの中から顔にシャオメイを付けたロイ達がいた。
リザ「大佐…!」
驚くリザにロイは冷静にしがみ付くシャオメイを取った後リザに向かって、
ロイ「中尉…挑発するな!そいつの狙いは私だっ!」
グラトニー「マスタングゥゥゥ!!」



***


一方小屋の中では…



アルト「なっ、何? 外で何が起こってるの?」
ランファン。アルト、シレーナの3人が中で何が起こっているのか分からないまま怯えていた。
シレーナ「……復讐…が……動き……だした……。」
アルト「えっ?! なに? シレーナ。」
どこか遠くを見つめ、シレーナが独り言のように言っている。
これはどうゆう意味なのだろう……。
リン「ランファン!!」
アルト「あ、リン!」
がれきを押しのけリンが外から入って来た。
そしてすぐランファンの元へ駆け寄り、
リン「ランファン、ここから出るぞ。」
ランファンの体を抱え、持ち上げる準備をする。
ランファン「何が…あったんですか…?」
リン「怪物が腹の中に怪物を飼ってやがっタ…!
   周りをばっくり飲み込みやがった!」
リンの言葉に3人は声も出ないほどに驚きそのまま固まってしまったが、すぐに我を取り戻しランファンと一緒にここから逃げる準備を始めた。



***


本性を現したグラトニーの姿を見てエドは、
「こんなものまで作り出すのか……。錬金術は……。」
と改めて錬金術の恐ろしさを感じていた。
ロイ「仕方ない、倒させてもらうぞ。」
と言いながら手袋をつけ焔を出す態勢に入るロイ。
そんなロイの姿を見て、
アル「ちょっ、せっかく捕まえたホムンクルスだよっ?!」
と言いロイを止めようとするが、
ロイ「生き残るのが優先だ。
   それに、我々の顔と名前を憶えられた。こいつを生かして返す理由がない!」
と超もっともな
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