第13話 虎の飢え死に作戦 ターン10〜12
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
てはいないかと心配されてたよ」
「そっ、総統が、私なんかのことを……」
『デーニッツは提督としても技術者としてもドクツ海軍を代表する優秀な人物だ。
日本でどのような任務を与えられても120パーセント達成できると信じて送り出した』
「……とのことだが経験の無いミサイル戦艦の指揮できないと?
いちおう軍令部からも提督の働きはドクツに定期的に報告してるんだけど?」
「い、いえ……問題ありません。
総統閣下が仰るなら、どのような任務であれ必ず達成してみせます!!」
「さて……三笠の戦艦副長であるラスシャラ中佐を戦時特例で少将待遇として昇進させ
ミサイル戦艦による遊撃艦隊を提督として率いて貰います。
元エイリス帝国の提督としての経験もあるので力量には疑いはない。
小澤少将を助けて経験の不足を補ってやってくれると嬉しい」
「……投降したばかりの元反乱軍の将校をよろしいのですか?」
「問題ありません。帝が目指す世界日本化計画は誰であれ差別はしないということです。
今後の戦域拡大による人材不足解消の為の登用は東郷長官と摺り合わせ済みです」
「以上、南方艦隊を二方面に分けて対処します。
反乱を鎮圧、東洋征伐艦を撃破し、虎の飢え死に作戦を成功させます。
電撃作戦による南方三惑星の占領は中帝国侵攻戦に並ぶ快挙で南方艦隊の大きな武勲に繋がります。
エイリス、ガメリカの両国にはアジア・オセアニア星海域の覇権は我ら南方艦隊にあること、
そして世界に通用する日本海軍の人材が東郷毅長官だけないことを教えてやろう!」
「あ、伏見総長が悪い笑顔してる」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ