暁 〜小説投稿サイト〜
勇者って...何?
第5章 異世界の異世界って...何?
第109話 聖金貨って...何?
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ふわぁっとした空気に包まれながら新しい記憶が頭の中をよぎってきた
世界情勢、国内情勢、魔術の知識
俺の知らない『精霊』という存在
『魔精霊』という存在
そんな記憶を詰め込まれた後、世界が変わった

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「着いたか...異世界」
「兼司、どういうこと?」
「俺が行きたいと言ったからこうなった、以上」
「無責任...」
「とりあえず、1日楽しもうよ
裏路地みたいな所だしどうにかなるでしょ」
「わかったけど」
「よし、行くか......」
「兼司、ここは地球じゃないよね?」
「魔術がある世界が地球だと、仰ります?」
「じゃあ、おかしい、ここにはデパートがある」
「え...デパート?そんなまさか......あるね」
「確かにある」
「オラオラ、金出せよ、オラ〜」
「ソコの、2人も待てよ、オイ」
2人って俺らのこと?
「なんでしょうか」
「金出せよ、オラ」
「お金ですか...」
あ、この世界で使える金ない
「ねえ、響、どうしよう、この世界の通貨持ってない」
「今はとりあえず、あいつらを倒す.........よろしく、捕まえてきて」
ああ...ギフトですか、忘れてました
最後に使ったの確かエンディア王国の第1王子の呪いを解いた時です...
「よくやった」
「え、もう終わったの」
「うん、終わった、今は痺れてるだけ」
「そこの2人」
「あなたもお金ですか?」
「いや、違う、私はシルビア王国第3騎士団団長のグレッツだ」
平民上がり?凄いなぁ...
「私はその者達を捕まえるためにここに来た
実はその者達には懸賞金がかかっていてな
冒険者やら精霊使いやらが追っかけていた」
「懸賞金ですか」
「そうだ、捕まえたのはあなた方だろう?ちょっと来てもらいたい」
え?何、指名手配犯だったの?



「盗賊団ギルシャの者どもを捕らえた方をお連れしました」
「入れ」
「失礼します」
「あなた方があの盗賊団を捕らえてくださった方ですね」
盗賊団なの?脅迫してたんだけど
「まあ、はい、厳密には彼女が」
「そうですか...では、お金の話しといきましょうか
かかっていた懸賞金は王金貨5枚でしたが
殺さずにつれてきた事も考え
聖金貨5枚をあなた方に渡しましょう
ウィルス、差し上げろ」
「はい、どうぞ、聖金貨5枚です」
王金貨...純金貨の上のくらいの金貨
それで聖金貨は王金貨の上の金貨
上から数え2番目の金貨...
「そんなに貰えませんよ」
「いや、これは決まりです、受け取ってください」
「は…い…」




[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ