第103話 妹って...何?
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ここにいるってさっきの子に聞いたんだけど...
「お兄ちゃ〜ん」
兄妹でエンディアまで行く人がいるのか...
「お兄ちゃ〜ん、お兄ちゃんってば〜」
...気のせいかな...あの子こっちに向かってくる...
「ケンジさん、あの子が妹さんですか?」
「たぶん違う...きっと違う...違ってください、お願いします」
「お兄ちゃん、なんでここにいるの?それに...周りの人達は...?」
「この人達はね...右から順番に...って、ごめん、君...誰?」
「え?忘れちゃったの?私だよ、妹」
私、私詐欺ですか?
「...俺には妹はいないよ...」
「え...でも、お兄ちゃん、出てった時
俺は、魔王を倒してくる、しばらく帰れないかもしれないが
待っていてほしいって...言ってたよ?」
幻覚でも...見てたのかな...
まあ、一応、城まで連れてくか...
『兼司さん、DNA鑑定なら出来ますよ』
白音...ビックリした...
どこいけばいいの?
『工房です、シロネナンバーズに導入しているものと同じものが』
わかった、じゃあ、工房までみんなで行くか...
「ちょっと、皆、工房に用事があるんだけど...皆も来るよね?」
「はい、私は行きます」
フィー確保...確保?
「私...も...行く」
アザレア...
「私も行かせて頂きますわ」
フェリス...
「私は工房の管理者とも言えるので...」
「シーナとエリーは?」
「私も行きたいです」
「私も...」
「じゃあ、そう言うことで...」
「お兄ちゃんどうしたの?」
「ちょっとね
我、移動魔法を行使する、我、望は天空島シロネの工房」
工房について
「じゃあ、白音よろしく」
「わかりました...確か...ここに...ありましたっ!!」
「君が妹なのかどうかは俺にはわからない
けれど、この機械を使えばわかるんだ、協力してくれる?」
「お兄ちゃんの妹だってわかるなら」
「うん、で...どうやって使うの?」
「まずは魔力を流してください」
「了解.........流したよ」
「そして、この注射器で2人の血を抜きます
その血を台に乗せしばらくすれば分かります」
「血ね......はい、これくらいでいいでしょ?」
「はい、ちょうどいい量です」
「お兄ちゃんのためだから......
ぬ、抜きました...」
まあ、痛いからね...
「では、今から機械を動かします...............
出ました......兼司さんと妹さんは血縁関係上...」
お願いします...お願いします...
もう、巻き込まれたくないです...
「家族関係にある事はわかりました
また、どち
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