第102話 日常って...何?
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色々と1段落ついたことだし、街にでもいくか
この国の街もそれなりに発展してきた
問題は住人、今いるのは大抵がエルフとかの亜人だし...
「おはようございます、ケンジさん」
「うん、おはよう」
一番の早起きはフィー、早寝早起きは大事だからね、うん
「どこかへ行くのですか?」
「散歩しに街まで行くつもり」
「ついていってもいいですか?」
「いいよ」
「ありがとうございます」
さて、そろそろ精霊さんを起こしますか
名前もそのうち決めなきゃな...
今決めちゃうか、うん
「光の精霊さん、朝ですよ、名前をあげるから起きてください」
「本当ですか?」
「本当...って、絶対起きてたでしょ
見計らって起きたふりしたでしょ」
「そ...そんなことは...」
「まあ、いいや、で...名前は...シトリンとかどうかな?
一応これと同じ名前だけど...」
「ありがとうございます!!」
「うん、どういたしまして
まだ城から出られない...」
「最上階にお部屋がありますからね...」
「そうだね...」
もうひとつ付け加えると俺の部屋は
階段から最も離れている
「お...はよ...う...」
「おはよう、アザレア」
「おはようございます、アザレアさん」
「どこ...いく...?」
「散歩、街でね」
「ついて...いっ...て...い...い..?」
「いいよ」
「あり...がとう...」
いつもと同じだと...
次は...
「おはようですわ」
「あ、うん...おはよう」
「どこ、行きますの?」
「散歩...」
ループ怖い...
あとシーナ、エリー、ミント、白音が...
「ついて行きますわ」
「あっ...はい」
色々あって、街についてから
...なんで全員集合しちゃったんだよ
エリーなんて先に街に来てたんだけど
...エリーって...奴隷って...扱い...
「ねえ、エリー...奴隷って解消できないの?」
「...私が必要ないんですか...」
「いや、今のは、ちょっと、あの、えっと
奴隷って言う扱いじゃなくできないのかなって」
「できなくはないですけど
せめてあと1年は必要ですね
契約期間は一応2年でしたから」
自分から売っても...そうなるんだ
「奴隷ばかりと話さず私とも話して欲しいですわ」
奴隷扱いしたくないって言ったじゃん...
え?
「なんで、泣いてるの?」
「お姉さまは...少しの間話されないと
無視されていると思ってしまうそうなのです」
「...よくわからないけど...ごめんね」
「いえ、大丈夫ですわ」
「へいか〜、妹さんが門の前にいたよ〜」
「バカッ、陛
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