幕間05 奉仕女官との中出しらぶらぶセックス
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ルにあくまで指導だと注意されていたのに、
好意があったとはこんなに簡単に火を付けられてしまうなんて……・
「あぁ……ああぁぁっっ……ふかぃぃいいのぉおお…………」
ずっ、ずぬっ、ずちゅっ……!
子宮口への深い一突きで更なる絶頂に放り出されたすみれは、
すぐには痙攣が治まらず、腰にきつく絡めた脚を小刻みに震わせて続けていた。
「伏見様、前々からお慕いしておりました」
仕事ではないと素直な気持ちを伝える指導ではないセックス。
興奮具合ではこっちのほうが断然上である。
「ありがとう。嬉しいよ。僕も初めてをすみれに貰ってもらって幸せだよ」
お互いが恋人のように舌を絡めて気持ちを確かめ合うように唾液を交換する。
自分と同じように快楽に飲まれている伏見を優しく抱きしめる。
「また、イキそうですか? 私の中に射精するんですね」
「だって、すみれの身体が気持ちいいから……えっちすぎるよ」
「や、あっ、そんな……恥ずかしい。ああ、でも、うれしい……」
本当は聞くまでも無く射精を肉棒の動きで悟っていた。
しかし伏見の可愛らしい快楽で崩れた声を聞くと、すみれの心がゾクゾクと震える。
「私が、かならず伏見様を東郷長官に並ぶ男性にしてみせます」
惚れた贔屓目を無しで見ても素材としての伏見は悪くない。
逞しさや女性慣れしたら男らしさ東郷毅長官の方が上かもしれないが、タイプが違うだけだ。
後はどれだけ性技を成長させ男としての自信をつけてもらうかだ。
「ああ、伏見様って、とても可愛らしいの。独り占めしちゃいたくなっちゃう」
小さな声でつぶやいた言葉は本人へは届かない。
すみれもそれが叶わないとはわかっている。
陸海軍のみならず御所に勤める奉仕女官達の間で二つの派閥の争いがある。
海軍長官・東郷毅に抱かれたいという女性たちの派閥と
司令部総長・伏見空を抱いてみたい・付き合いたいという派閥だ。
ちなみに上の派閥の方が本人の実績もあり勢力が大きい。
満州会戦後の伏見は以前より取っつきやすくなったと多くの人に言われている。
戦地で部下と苦楽を共にするような人物ではあったが、
どこか人を寄せ付けないところがあり友人といえる者もおらず孤高の人物と思われていた。
しかし東郷海軍長官の影響を受けたのか色々と他人に構うようになった。
だからこそ今まで見えてこなかったヘタレな部分も知られてしまったが、
逆に人間味があると今までとのギャップで好感を持たれることになった。
だからこそ東郷毅に抱かれたい派閥の女性達に
伏見空がヘタレ童貞だと陰口を言わせておくわけにはいかない。
そんなことを考えて……すみれは全身全霊の奉仕を注ぐのだ。
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