第三章
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しつつ裕介に言った、そのうえで自分の昼食であるお好み焼き定食を食べる。二人共同じものを食べている。
「そのことをつくづく思うわ、そしてその運は」
「人魚を見られてだね」
「貰ったのね、あと人魚は本当にいた」
「妖怪がね」
「そのこともわかったわ、いやこれまでいないと思ってたけれど」
これは絶対と思っていた。
「いたのね、無闇にいないって思うものじゃないわね」
「そうだよね、妖怪もね」
「見たからもう信じるわ」
妖怪の存在をとだ、果補は裕介に言った。そのうえで人魚を見て幸運が訪れたことを喜ぶのだった。二人で楽しく食べながら。
淡水人魚 完
2017・11・27
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