39部分:TURN4 長官の娘その六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
みながら宇垣に答えた。
「今度の戦いは」
「頼めるか」
「絶対に。北京に攻め込む用意は進めています」
「頼むぞ。くれぐれも」
「はい。ところでガメリカですが」
「相変わらずだ」
その国のことをだ。宇垣は苦々しい顔で述べた。
「理不尽な要求を続けてきておる」
「そうですか。では今も」
「燃料の輸出を制限するぞと言ってきている」
「今度は経済制裁ですかね」
「そうだな。残念だが我が国は資源に乏しい」
日本帝国の弱点だった。まさにだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ