第10話 ドクツ第三帝国 ターン08
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。
ですが、信頼はしておりません。
優秀だが信頼できない人物に協力して
アジア・オセアニア星域でガメリカ・エイリスを牽制しつつ、
日本の動向にもニラミを利かせアクマの手綱を握れる人物……それは……」
「……ゴクリ」
「それがデーニッツ提督。貴女です!!
総統閣下が誰よりも信頼する……
他ならぬ貴女だからこそ、
いえ貴女にしか任せられない“大切な”任務です」
「私が……信頼……大切……」
「総統閣下はアクマよりもデーニッツ提督にご信頼を置かれますよね?
そ・う・で・す・よ・ね?」
「もちろんだとも。デーニッツなら120%信頼できると断言できる」
「ひゃ、120パーセント、あのアクマより、この私に……」
「(フシミには会ったことさえないからな)比べるまでもない」
「んっ……わかりました。不肖ながらエルミー・デーニッツ。
必ずや任務を全うしてみませます」
「うむ。よろしく頼んだぞ。ゲッベルス、手配はお願いする」
「はい、了解しました(なんとか丸く収まったわね)」
…………
……………………
…………………………………………
「派遣艦隊の手配は終えたけど、彼女のあの様子が心配ね
レーティアにはなるべくデーニッツ提督に連絡を取ってもらった方がよいかしら?
あの子が引っ込み思案な彼女が他人を悪魔なんて罵るなんて何があったのかしら?
アキ・フシミ調べる必要があるわね。ロンメル元帥の後輩らしいけど……」
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