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【凍結】剣製の魔法少女戦記 外伝・ツルギのVividな物語
010話『覇王の記憶とシルビア』
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ろそろ中に入れさせてくんねー? あたし、お腹空いちまったよ」
「あー、はいはい! それじゃシホさんも中に入ってください」
「わかったわ」

それでスバルの家の中に入れさせてもらい、アインハルトをベッドに寝かせた後に、

「それじゃ私もすずかとフィア達に連絡してくるわ」
「わかりましたー」

少し席を外して自宅に通信をかける。
通信越しにすずかの映像が映りだした。

『あ、シホちゃん、どうしたの? もうこんなに暗いのに……』
「ごめんねすずか。ちょっとクラウス様の子孫の子と喧嘩っていうのも変だけど相手をしてきたから今日は面倒を見るのもあってスバルの家に泊まっていくわ」
『あのクラウスさんの……? シホちゃんって本当によく巻き込まれるよね』
「まぁそう言わないの。士織とクオンにはもう今日は寝かせておいてくれない?」
『うん、わかったよ』
「明日には帰れると思うから」
『了解だよ。それじゃお休みなさいシホちゃん』
「ええ。お休み、すずか」
『うん♪』

そんな感じですずかとの通信を終える。
すずかも私の事を信頼してくれているのかなにも疑う事もしないから愛されてるなぁ……としみじみ思う。
その後にスバルがなにかを作ろうとしているんだけど、

「それじゃ久しぶりに料理を恵んで上げようかしらね」
「わー! シホさんの手料理だー! 嬉しいですよ!」
「あたしも少し楽しみだな。シホさんの料理の腕の噂は聞いているから」

結局今日はアインハルトは起きなかったからティアナが来るまでみんなで食事を楽しんでいた。









「ん……あれ……? ここは……」

私はシホさんとの戦いで気を失った後にどうなったのだろうか……?
まさか警察に連れてかれたわけでもないのは周りを見回せば分かる。
誰かの家の中でしょうか……?
それで私は少しの間困惑していると誰かが部屋に入ってきた。

「お、やっと目を覚ましたか」
「ノーヴェさん……?」
「おう。こうして会うのは昨日ぶりだな。本当の姿でも会えるのはなんか微妙だけどな」
「はっ!?」

そう言えば変身魔法が解除されている……。
それをノーヴェさんも察してくれたのか、

「ま、色々と諦めろ。もうお前の荷物も回収してあるから身元も割れてるんだしな」

指を差された方を見ると私の手荷物が置かれていた。
そう……知られてしまったのですね。
そんな時にシホさん達もやってきた。
他のお二人は知らない方ですが、どなたでしょうか……?

「あら、起きたのねアインハルト」
「あなたは……」
「あたしはティアナ・L・グランセニック。そしてこっちが……」
「スバル・ナカジマだよ。ノーヴェのお姉さんです」

どこかスバルさんは嬉し
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